未来に価値あるジャガーを残すために

クラシカルなジャガーを愛するファンは多い。最上のメンテナンスを施し、いつまでも大切に乗り続けていきたいと考えているはずだ。そうしたファンを大切にしているジャガーはスペアパーツの供給にも力を入れている。その証がブレーキパッドだろう。

スティーヴ・マックイーンが愛したことでも有名なジャガーXKSS。工場の火災により9台が消失し、結果として16台しか生産されなかった(マックイーンの愛車はこの中の一台だ)が、60年以上経った2016年、消失した9台の "製造再開"をジャガーが発表した。これだけでも素敵なニュースだが、同時に「英国コヴェントリーに、ジャガー・ランドローバー・クラシックの中核拠点として、クラシック・ワークスをオープンする」と宣言した。翌年完成したクラシック・ワークスは、敷地面積1万4000m2と同種の施設としては世界最大規模を誇る。

この事実からも単なるレストア工場ではないことがわかる。レストアから販売、サービス業務まですべてを行う施設のほか、レストアの際には貴重な参考資料となる、500台以上のジャガー・ランドローバー・クラシックコレクションも保管されている。さらに2018年に入って、XKSSのベースとなった、ル・マン24時間レースで優勝したDタイプも、このコヴェントリーのクラシック・ワークスで "製造再開"されることがアナウンスされた。

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XKSSの製造再開の現場では、熟練した技術者たちがオリジナルの図面をもとに、パーツの一つひとつを忠実に再現しながら、時に現代の技術も融合していた。ジャガー・クラシックが供給するヘリテージパーツは単に過去の部品を再生産するのではなく、構造はそのままに、新素材を組み込むことで品質を向上させているものもある。"本物"でなければならないが、現代の基準に引き上げることも大切。「すべては、輝かしい歴史を持った車に、輝かしい未来を与えるために」それがジャガー・クラシックの姿勢だ。

日本ではセラミックブレーキパッドキャンペーンを実施中!

美しいスタイリングだけでなく、高性能であることも大事にしてきたジャガー。中でも量販自動車初となる4輪ディスクブレーキをCタイプに装着するなど、ブレーキに対するこだわりは強い。走行テストやシミュレーションテストだけでなく、南ヨーロッパの暑い気候からスカンジナビアの寒冷地まで、実際の厳しい気象条件下にて過酷なテストを実施。またクローズドコースでの高速ブレーキングの反復耐久テストや、ドイツのニュルブルクリンクサーキットでのテストまで行っている。

もちろんどんなに優れたブレーキも、開発製造から時間が経てば相対的にその性能についての評価が変わる。しかしジャガーは、開発当時にはなかった最新の技術で新たなブレーキパッドを開発することで、その性能を補うというユニークな方法を取った。

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キャリパーやローターといったシステム自体はそのままに、ポリマーファイバーと高品質セラミックを合成した新素材のブレーキパッドを新たに開発。タッチが柔らかく、しっとりとしたブレーキフィールは安心感と静かな制動音をもたらしてくれる。

ディスクの摩耗を引き起こしにくい素材なので、ブレーキディスクの耐久性が向上するとともに、ダストが出にくいため、従来の純正品と比べてホイール汚れがかなり改善される。現在この新しいブレーキパッドは、正規輸入元であるジャガー・ランドローバー・ジャパンによって特別なキャンペーンが用意されている。対象となる車種は下表の通り。

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ライフスタイルキャンペーンも展開中

愛車を自分の好みに合わせて個性的にスタイリングしたり、趣味や暮らしに合わせた高い実用性を愛車に備えたりする際に、見た目や品質を統一しやすい純正パーツやアクセサリー。ジャガー正規ディーラーでは3月31日まで対象のパーツやアクセサリーが特別価格となる「ライフスタイルキャンペーン」を展開中だ。

F-PACEやXE、XFでは各車の個性をさらに活かす複数の純正パーツ及びアクセサリーをまとめたオリジナルパックが用意されているほか、XJ(2003MY-2009MY)には純正エアサスペンション、また純正チャイルドシートのクーポンもある。クラシックだけではなく、さまざまな年代のモデルが対象となっているのでホームページで詳細をチェックしてほしい。

文:籠島 康弘 Words:Yasuhiro KAGOSHIMA

Jaguar
https://www.jaguar.co.jp/index.html

セラミックブレーキパッドキャンペーン
https://www.jaguar.co.jp/campaign/ceramicbrakepads/july2017.html

ライフスタイルキャンペーン
https://www.jaguar.co.jp/campaign/life-style/jan2018-mar2018.html

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