アルフレード・ヴィニャーレが手がけた最後のフェラーリ

イタリアのカロッツェリアである、ヴィニャーレ創設者であるアルフレード・ヴィニャーレが手がけた最後のフェラーリがオークションに出展される。一見すれば、何の車であるのか疑問に思うこの1台の書体は1965年 フェラーリ 330GT 2+2 シューティングブレークである。異色の存在感を放つこのデザインは、ハリウッド映画ポスター文化を発展させたボブ・ピークと、米国でフェラーリインポーターとして名をあげていたルイジ・キネッティの息子が協力して生み出したものだ。そのデザインをもとにヴィニャーレが架装したワンオフモデル。

1968年のトリノショーで展示され、はじめて一般公開された。2011年には、フェラーリコレクターとしても知られるアーティスト、ジェイ・ケイが購入し、様々なコンクールにも出展していたとのこと。彼が所有していた時は、メタリックグリーンのボディにゴールドのルーフという更にユニークさが溢れるフェラーリであった。現在のボディカラーである、ブロンズメタリックには2017年にリペイントされている。



推定落札価格は55万ドル~75万ドル。
落札結果:31万3000ドル(約3537万円)

RM Sotheby’s


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