伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの非凡な才能が理解できる5つのレース

アイルトン・セナ、1994年シーズン開幕時の写真。ウィリアムズに移籍したセナはさまざまな思いを抱えていた



2 グランプリ初優勝
1985年4月21日/ポルトガルGP(エストリル)/ロータス・ルノー97T
このレースで、セナは本当の意味でF1のスーパースターになった。金曜日最初のフリー走行はチームメートのエリオ・デ・アンジェリスが最速だったが、その後はセナが上回り、初のポールポジションも獲得した。雨がぱらつき始めたところでタイムを出し、その後どしゃぶりになって誰も更新できなかったのだ。

荒れ模様の天候は決勝まで続いたが、その中でセナは別格の速さを見せつけた。最悪のコンディションの中、2位のデ・アンジェリスに対して1周ごとに1秒ずつ引き離していったのだ。フェラーリのミケーレ・アルボレートが2位に上がったあともセナは快走を続け、全 69周
中30周で30秒以上の大差をつけた。ひどいコンディションのために67周で2時間のタイムリミットとなり、チェッカーフラッグが出て、17戦目にしてセナの F1初優勝が決まった。
「まっすぐ走ることさえ大変だった。レースを中止すべきだったのは間違いない。去年のモナコよりはるかに悪かった。一度ピットの目の前でスピンしかけたよ。プロストと同じようにね。コースアウトしなくてラッキーだった」と、セナは回想していた。


母ネイジが、息子の頬を流れる喜びと安堵の涙をぬぐう。1983年スラクストンでイギリスF3タイトルを獲得したときのショット。

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