息子をクラシックカー好きに育てるには│父親デビューの奮闘記

1982 Mercedez-benz 500SL Photo: Massimo Delbo

これを読んでいる人のどれほどが父親業をやっているだろうか?私は最近はじめて父親となり、息子に車への興味を助長させている。特にクラシックカーに。実際のところ、息子がクラシックカーファンになるようにと、本当に毎日祈っているのだ。車好きになればもっと彼と過ごせる楽しい時間が増えるし、フットボールを好きになることもないはず。

息子が生まれたときに、なぜ私が1985年 メルセデス 240TDで病院まで迎えに行ったのか。これで理由が分かるだろう。すり込み効果に全ての希望を託したのだ。それからというもの、メルセデスSLコンバーチブルに彼を乗せる最適な機会を伺い続けていた。オープンにして走った時の記憶が、彼の潜在意識に思い出として残るかもしれないという作戦だ。

しかし、ついていないことにチャイルドシートを買わなければならない。それを使用出来るのが10年ほど前の車までなのだ。1982年 R107 500SLにはまるか確信はなかった。天気がしばらく悪かったために、試すのが遅れてしまったが布を敷いたメルセデスのレザーシートの上にチャイルドシートを乗せ、ルーフを開け、あたたかい陽気の中ドライブを楽しむことができた。



そしてその日から、息子は車に乗りたがるようになった。しかし、もっと大きくて騒音を出すトラクターを見たときのほうが喜んでいる。次のクラシックコレクションは乗用車では無いかもしれない...

Words: Massimo Delbo




Words: Massimo Delbo

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