エレクトリックの60年代ビーチバギー?│VWの新たな挑戦

フォルクスワーゲンのEV開発部門である、VW MEQより60年代のビーチライフにインスパイアされたモデルが登場した。カリフォルニアのビーチでは欠かせない存在のVWバスかと思いきや、その正体はデューンバギーだ。砂場で走るためにビートルなどの車をベースに、大きなタイヤを履かせ、ルーフを切り落とした改造を施すものが一般的なデューンバギーである。

そして、今回発表されたのはVW MEQが実現可能なモデルとして製作した、エレクトリックのデューンバギーだ。開いたルーフと、ごつごつしたタイヤは60年代のデューンバギーそのものを彷彿とさせる。



今のところ発表されているEVのコンセプトカーは大型のものが多いが、このバギーを発表することによって小さな車にも応用できる技術をVWは示したかったとのこと。

VWヘッドデザイナーのクラウス・ビショッフはこのように語る。"バギーはただの車ではありません。4輪を持った活気とエナジーの塊です。その要素をeバギーとして具現化させました。クラシックの解釈をどのようにしてモダンなデザインに落とし込めることができるかを試したものです。最も重要なことは、エレクトリック技術が生み出すことのできる世界の広さを示すことです"

このeバギーの実物はジュネーヴサロンにてお披露目される。

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