ニューヨークの街にフィアット 500 Fが現れる

イタリアを象徴する車の1つである、フィアット 500がニューヨーク都心に現れた。現代美術館(MoMA)が2年前に購入した、500Fが展示されている。

Fシリーズは、ドアヒンジがそれまでのモデルとは異なり、ドアヒンジが前になっているため見分けがつく。後ろヒンジであった500は、"事故を生むドアの車"と呼ばれていたこともあったほどだ。



この500Fの展示は、"The Value of Good Design Exhibition"の一環である。様々なインダストリアルデザインが持つストーリーにフォーカスを当てた展覧会だ。なぜ、その場にフィアット500が展示されているのだろうか?

この1台は、イタリアで暮らす人々を彷彿とさせ、クラシックモデルにはイタリアの歴史も凝縮されている。イタリアといえば、風格ある建物も思いつくだろうが、まだその建物が残っていることの背景には経済の問題があるのだ。



また、500のデザインは近代主義の象徴でもあろう。展覧会の中でも、特に、これまでの社会の流れを汲んできている作品だともいえる。アートとして500が飾られることは珍しいが、クラシックモデル(今となっては)は400万台以上生産され、2007年に新型が発表されるまでに生産された500は、1000万台を超えている。この小さなボディには4人乗ることができるのだ。価格としても手頃であるし、ニューヨークの街中でもっと多くの500を見かけられると嬉しい。

展覧会期間は6月15日まで。

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