425kgのコンセプトカー│市販化はされるのか?

2019年 ジュネーヴ・モーターショーにて発表される車の中で最も遅いと言われている1台が、このシトロエン・アミ・ワンである。エレクトリックで動く小さな車は16歳以上(欧州法規)であれば誰でも運転できるのだそう。

その名の通り、シトロエンのヘリテージモデルを根源としたデザインとなっている。"アミ"の名が付けられてはいるが、主には2CVを元にデザインされたものだ。シトロエンのインテリアデザイナーである、ジーン・アーサー・マデリーンは、"2CVが誕生したとき、人々は田舎に住んでいました。そのため、地方に合う車になっているのです。今日では、車に興味が無いということ自体が若者のトレンドになっています。しかし、都心で走る車については少なからず興味を持っています。このことを踏まえて、このアミ・ワンを開発しました" と述べている。



425kgで全長2.50mのボディは、リチウムイオンバッテリーで動く。28mphのパワーであるために、免許を持っていない16歳でも運転可能となっているのだ。1度の充電で60マイル走行可能。

インテリアは基本的にスマートフォンを使うため、無駄なモニターもパネルも無いシンプルなもの。アプリを入れたスマートフォンを設置すれば、様々な操作を行うことができるとのこと。

コンセプトカーであるため、市販化できるかはまだ未知であるが、シトロエンのプロダクトマネジャーは"1,2年で形にしたい。販売するだけでなく、レンタル用としても使用したい"と、開発への意気込みを語っている。

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