黒と金の情熱 ジョン・プレイヤー・スペシャルのロータスF1が一堂に会す

Photography: Mark Dixon

15台のジョン・プレイヤー・スペシャル(JPS)カラーのF1マシンがクラシック・チーム・ロータスの新本拠地に集まり、あの黒と金のカラーリングに関する本の発売を祝った。JPSカラーのロータスF1がこれだけ集まるのは新記録。それまでの最多は2010年の14台だった。

新著『Black & Gold: the Story of the John Player Specials』の発売イベントには、JPS時代のチーム関係者も多数出席。司会はコーリン・チャップマンの息子のクライヴ・チャップマンが務めた。


はからずも亡き父コーリン・チャップマンと同じポーズを取るクライヴ・チャップマン。

クライヴは『Octane』に次のように語った。「2010年の写真を見て、JPSのマシンが14台あることに気づいたときは、ちょっと慌てましたよ。しかし、チームのメカニックが部分的に分解されたレーシングカーをたった1日で組み立ててくれたおかげで、記録を更新できました」

当時のJPS公式フォトグラファー、イアン・カットは、「そのカメラには本当にフイルムが入っているんだろうな?」とチャップマンにからかわれた逸話をイベントで披露した。確かにフイルムが入っており、それを見事に活用したことは、この本を見れば明らかだ。


JPSカラーのF1マシンが15台集まるのは新記録。


かつてロータスF1でドライブしたマリオ・アンドレッティとエマーソン・フィティパルディからも祝福のメッセージが届いた。その夜は、元チーム・ロータスのスタッフが60人ほど集まり、近隣のパブで気取らない同窓会が催された。


1973年スペインGPで勝利するエマーソン・フィティパルディのタイプ72。

Words: Mark Dixon 抄訳:木下 恵 Translation: Megumi KINOSHITA

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