光るタイヤを履いて50年ぶりにゴールドの輝きを取り戻した車とは?

Images: Goodyear and Newspress

アメリカのカスタムカー文化の象徴ともいえる1台が、フルレストアを終え、光るタイヤを履いて復活を遂げた。眩しいほどのこの車はどのような歴史を持っているのであろうか。

もともとは著名カスタマイザーであるジョージ・バリスが所有する1953年 リンカーン カプリであったが、カスタマイザーのジム・ストリートによってモディファイされた。1955年に一度目の改造が加えられ、ゴールドのトリム、キャビンにはビルトインのテレビ、リールテーププレイヤー、冷蔵庫にカクテルバーまでもが装備された。カスタムだけに250万円以上がかけられたと言われている。





5年後に、ストリートが車をアップグレードさせ、名前を"ゴールデン・サハラ Ⅱ"としたのだ。リモコンでのドライブコントロール機能が搭載され、ボディカラーは艶のあるホワイトへとなった。このホワイトカラーは、貝殻を砕いて作られたとのこと。この時のカスタムにかかった費用は約825万円だったそうだ。



1960年のナショナル・チャンピオンシップ・カスタムカーショウでベストを獲得し、数々の映画やテレビ番組に登場していた。ストリートは、プライベートでもこの車で移動していたそうだ。しかし、彼は1960年代後半に車をしまい込んでしまったのだ。2017年にストリートがこの世を去り、発見されたこの車はオークションに出展され2018年5月に約3850万円で落札された。



その後、シカゴのショップでレストアが施され、1年もしないうちにジュ―ネヴへその姿を現した。1950年代に光るタイヤを製造していたグッドイヤーがプロジェクトに協力し、復刻版タイヤを作り上げた。

まさしく、50年ぶりの"輝き"を取り戻した1台だ。

オクタン日本版編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事