クラシックポルシェオーナーたちが集まる場を覗いてみよう│356クラブスワップミート

Photography: © Rex McAfee Photos.

1948年、ポルシェ356 No.1が誕生し、"ポルシェ"を冠する世界的ブランドの歴史が幕を開けた。その後、356は改良を重ねていき、"グミュント"と呼ばれる356/2(1948-1950)、通称"プレA"と呼ばれる356(1950-1956)、356A(1956-1960)、356B(1960-1964)、356C(1964-1965)とモデルが発表された。


356 No.1



今日でも、その愛らしい見た目で愛好者を集めており、日本でもオフィシャルの356クラブが活発にツーリングなどを開催している。356クラブは世界中に存在しており、各クラブが独自に定期的なイベントを開催している。ポルシェ 356クラブ 南アメリカは、毎月レストアショップやパーツショップを集め、大きなスワップミートを実施しており、356に限らずナローポルシェなども一挙に集合する。オーナーたちはそれぞれ所有しているパーツの交換などをしながら交流を広げる。








日本ではあまり馴染みのないスワップミートだが、海外では頻繁に開催されており、"クラシックカーをみんなで守っていこう"という想いが強いのだ。


各クラブでは、もちろんスワップミートだけでなく泊りがけでのツーリングなども行われておりオーナー同士の交流が大切にされている。356クラブ USAは、毎年一度大きなギャザリングも開催し、平等に定められた審査基準のもとでコンクールデレガンスを実施している。





もちろん、日本でも同様のイベントが開催されていないわけではないが、場所や天候の影響を受けやすいために頻繁なものとは言えない。しかし、これから広がっていくクラシックカーのパーツ不足のことなどを考えると、オーナー同士の情報交換の場がさらに必要となってくるのではないだろうか。

オクタン日本版編集部

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