時と時空をかたち創る 奇跡の時計師、
25年の節目をクラシックな洋館で祝う

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1992年に"フランク ミュラー"が誕生して今年で25年。その節目を祝うパーティが5月17日、東京・赤坂の「赤坂プリンス クラシックハウス」にて開催された。

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会場となった「赤坂プリンス クラシックハウス」は、東京都有形文化財・赤坂プリンス旧館をリノベーションした由緒正しき場所。スイス・ジャントゥにあるフランク ミュラーのシャトーをどこか思わせる、落ち着きと優美な雰囲気を醸し出すこの美しい館のメイン会場にて、フランク ミュラー本人と25年来の友人でありビジネスパートナーでもあるワールド通商株式会社 河合寿也代表取締役の挨拶からプレゼンテーションの幕が上がった。

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館の2階にあるエキシビションスペースでは、計10部屋からなる25周年の歩みを伝える展示がゲストを迎えた。名作コレクションと名高い「トノウ カーベックス」から始まり、独創的な美の世界とフランク ミュラーの想いは、その後の「カサブランカ」「ロングアイランド」へと続く。さらにゲストを迎えるのは、時計に宿る時の哲学を華やかなジュエリーに宿した「フランク ミュラー ジュエリー」。時計の文字盤にも使用されるアイコニックなビザン数字が使われたジュエリーの煌めきは、見るものを至福の時間に誘っていた。

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「時の哲学」部屋では、天才時計師フランク ミュラーを語る上で必要不可欠な"人と時をめぐる思想"が、これまで創作されてきたトゥールビヨンをはじめとする世界初の超複雑腕時計や新案特許を持つタイムピースにより語られる。人と時間の関係を考察し、それを独自の美意識とウィットにとんだ形で表現した逸品の数々。これこそが、フランク ミュラーが唯一無二と言われる所以なのであろう。

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節目を迎えたフランク ミュラーのさらなる革新を描くのは、WPHH2017新作と25周年特別モデル、そして最新コレクション「VANGUARD」の展示ルーム。WPHH2017の1月にスイス本国にて発表された最新のコレクションが、国内で初披露された。その中でも25周年特別モデルとして登場したのは、フランク ミュラーの代名詞である「トノウ カーベックス」の記念モデル。1992年のブランド創立時に同じデザインで発表されたオリジナルモデルの復刻「2851モデル」と、優雅なフォルムを描くケースにセラミック素材でビザン数字を描く遊び心あふれる「トノウ カーベックス 25周年アニバーサリー」が登場し注目を集めた。「VANGUARD」部屋では、登場からわずか3年の間に広がる幅広いモデルラインナップを集め、未来を先取りする新世代のトノウ型ウォッチの魅力が存分に語られた。

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さらに、邸宅のような寛いだ雰囲気を持つ2つの小部屋で、時計の枠を超え日常生活の豊かな時間を演出する「フランク ミュラー フューチャー フォーム」のダイニングテーブルやテーブルウェアがゲストを迎え、広がりゆくフランク ミュラーのクリエイションの世界を伝えていた。

紙に絵を描くのと同じように、時計に"時"を描き、そして、いくつもの違うテーマの時間を作り出す。結果、フランクミュラーの腕時計は、高級機械式腕時計の存在定義に変革をもたらし、時間や技量の対価を超越した作家活動は、これから先もブランドの成長に変革をもたらしていく。フランク ミュラー創立25周年パーティは、四半世紀というブランドにとって大切な年月を共有する機会であるとともに、人と時の関係を考えさせる作品の数々を感じる中で、訪れた人々にとっての"大切な時"を見つめて欲しいという思いの詰まったイベントであった。

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http://www.franckmuller-japan.com

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