車の愉しみは男性だけのものじゃない!女性編集部員がクラシックカーラリーを初体験

Photography: Classic Car Rally OKINAWA, Masaru SUZUKI

明けてラリー1日目。メディア用の参加車両として主催者にご用意いただいたのは、1967年トヨタスポーツ800と1970年ダットサン240Z。沖縄のコレクター、比嘉定司さんからお借りした車両です。私たちの相棒となった赤いヨタハチは、レストアを終えたばかりでエクステリアもインテリアも美しく、機関系もばっちり仕上がっています。790cc空冷水平対向2気筒を積むヨタハチの第一印象は、とにかく可愛い!そしてかっこいい。本州では見かけることが少ない左ハンドルには、アメリカによる統治下にあった沖縄ならではの歴史がありました。

null左ハンドルの赤いヨタハチは内外装ともにコンディション良好です。

スタート会場を見渡すと、思い思いの服装に身を包み、出発の準備をしている女性参加者の皆さんの姿が。パートナーとお揃いのレーシングスーツや、小粋な赤いレーシングシューズ、もちろんもっとラフな服装の方もいますし、後席に座っているおばあちゃまもいらっしゃいます。

null赤いヘルメットに揃いのツナギ。ファッションまで含めて満喫している様子は、見る側にも元気を与えてくれます。

今回、私たちのチームのドライバーを担当したのは、LEON.JP副編集長の高橋大さん。左ハンドルのマニュアル車を運転するのは久しぶりとのことでしたが、以前はランチア・デルタ HFインテグラーレ16Vに乗っていたそうで、初めて運転するヨタハチともすぐに意気投合したようです。ドライバーと車との相性はバッチリ、ということは、あとはドライバーとコドライバー(つまり私)との呼吸が合うかどうかが心配です。

nullミス沖縄が振るフラッグがスタートの合図。

コマ地図を見ながらのクラシックカーの助手席、「酔ったらどうしよう」というのは杞憂でした。小さなヨタハチは、その軽さのおかげでとても軽やかに走ります。高橋さんの運転も安定感があり、雨のワインディングで地図を見ていてもまったく問題なし。たまに道を間違えることもありましたが、それもご愛敬ということで寛容に接していただき、チーム・ヨタハチは(参加車両35台中、初日の成績は総合30位という事実ははさておき)和やかに初日の行程約200kmを終えることができました。

nullVintage、Historic、Modernの3クラスに分かれて順位を競います。

とはいえ、参加するからには競技についても真剣に臨みたいと思い、遅ればせながら参加諸先輩方に攻略法をヒアリング。専用の機器を設置しているペアもありますが、100均のキッチンタイマーで工夫している人もいて、対策はさまざまです。ここでも大切なのは、ドライバーとコドライバーの信頼関係と阿吽の呼吸のようです。

1日目の宿泊地であるザ・リッツ・カールトン沖縄では、ガラパーティーが開催されました。昼間のスポーティーな服装とは違って、皆さんエレガントな装いです。スポーツ×エレガンス。この2つのワードは、クラシックカーラリーのキーワードそのものではないでしょうか。ラリーを通して仲間やパートナーのさまざまな面を見ることができるのが、クラシックカーラリーの醍醐味ではないかと感じます。

オクタン日本版編集部

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