モリッツ・グロスマンの新作はドイツの技術が具現化したコレクション

Images: Moritz Grossmann

モリッツ・グロスマン初となるレクタンギュラーデザインとなる、新作 CORNER STONE が発表された。搭載されている新キャリバー102.3 はこのモデルの為に新しく設計されたものである。

フラットなケースと柔らかな曲線を描いたラグが、ファッションに敏感な男性だけでなく女性の腕へも優しくフィットし、シルバー無垢のダイヤルでは、ケースに合わせたローズゴールドまたはホワイトゴールドのアプライドインデックスが取り付けられる。ハンドメイドのブラウンバイオレットへ焼き戻しをされた針が、文字盤を更に美しく際立たせるのだ。





ローズゴールド、またはホワイトゴールドのケースに3種類のダイヤルを組み合わせ、全5型がラインナップ。また、ホワイトゴールドケースではアラビア数字のブラック文字盤も選択可能。3種類目の文字盤はグランフー・エナメルダイヤル。ラウンド型のスモールセコンドもエナメルが使われており、奥行きのある二層に仕上げられている。


ハイアーティスティックフィニッシュが施されたムーブメントが組み込まれた作品には、3分の2プレートにグロスマンの特徴である4本のリブ模様が装飾され、またその上にはモリッツ・グロスマンの文字が手彫りされている。角穴車に施された3段のサンバースト仕上げも特徴の一つで、手巻き時にはそのユニークな光の反射を楽しむことが出来る。

また、初のセカンドタイムゾーン表示機能付き「GMT」、初のブレスレットモデル「TEFNUT アラビアンナイト」も発表された。GMT 機能は世界を飛び回る時計ファンより強い要望のあるモデルである。クラシックで機能的なデザインは、瞬時に異なる 2 か国の時刻の読み取りを可能にします。センター針による通常の12時間表示に加え、時計の外周に位置したアロー型の針がもう一つの時間を示すことで、2 か国目の時刻について午前・午後までも明確に知ることが出来る。「GMT」はローズゴールドまたはホワイトゴールドケースから選択可能。シルバーカラーのダイヤルはどちらのケースにおいても際立った輝きを放つ。



「TEFNUT アラビアンナイト」は、卓越したウォッチメイキング、そしてジュエリーアートという二つの面を併せ持った、最高峰のユニークピースである。目が眩むほどのダイヤモンド、手仕上げによるマザーオブパール装飾、そしてミラネーゼゴールドブレスレットがエレガントな印象を与える。
62個のブリリアントカット・ダイアモンド、そしてアシンメトリーなギョーシェ模様がアラビアンナイトのダイヤルモチーフを彩り、輝かせる。




どの作品も、「最も美しいドイツの職人技」を見事に表現している作品となったであろう。


モリッツ・グロスマン CORNER STONE
ムーブメント:自社製キャリバー102.3、手巻き、5姿勢調整
パワーリザーブ:完全巻き上げ状態から約 60 時間
ケースサイズ:縦46.6mm、横29.5mm、厚さ9.76 mm
18K ホワイトゴールド、ローズゴールド 360万円
18K ホワイトゴールド(ブラック文字盤) 350万円
18K ホワイトゴールド、ローズゴールド(世界25本限定、ホワイトのグランフー・エナメルダイヤル)420万円


モリッツ・グロスマン GMT
ムーブメント:自社製キャリバー100.8、手巻き、5 姿勢調整
パワーリザーブ:完全巻き上げ状態から約42時間
ケースサイズ:直径 41.0mm、厚さ 11.85mm
420万円


モリッツ・グロスマン TEFNUT アラビアンナイト
ケース:18K ホワイトゴールド、ベゼルに 60 個のホワイトダイヤモンド
ダイアル:シルバー、マザーオブパール、外周に 62 個のホワイトダイヤモンド
630万円

価格はすべて税抜となります。



モリッツ・グロスマン

オクタン日本版編集部

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