VINTAGE LOVERS ヴィンテージカーのある暮らしに彩りを

六本木にあるカーグッズの老舗「ル・ガラージュ」が厳選した自動車を愛するオクタン読者の心をくすぐる逸品のかずかず。今号は話題の国産ブランド・VINTAGE LOVERSの逸品をご紹介。VINTAGE LOVERSは東京・世田谷に本拠を置くデザイナー・佐藤陽一氏が2016 年に立ち上げた新進気鋭のブランドである。まずスタイリッシュな大人向けのデザインに目を奪われるが、佐藤氏自らヴィンテージカーを駆りレースにも参戦しているだけに、その製品には使う側の視点、つまり年を重ねた魅力的な車たちをドライビングする人たちだけにわかる工夫が数多く盛り込まれている。

本拠地・世田谷のガレージには数々のレースに参戦したバンディーニやフィアット・ザガートなどの愛車とコレクションが並んでいる。

ビスポークにも対応し、自分にフィットするウェア、愛車に最適なバッグやグッズを、色、デザイン、生地、素材のディテールにまでこだわって作ることも可能だ。今回はル・ガラージュの担当者が「やっと出会えた」という新作のレインコートと定番のフードイン・ブルゾンの新色を紹介しよう。

ついに見つけたヴィンテージカー専用レインコート
もちろんヴィンテージカーラリーは好天が望ましいが、これからの季節はやはり雨の対策を怠るわけにはいかない。これまでル・ガラージュにも古いオープンスポーツカーに似合うレインコートを望む声は多数届いていたそうだ。そしてついにその回答となったのが、このレインコート。VINTAGE LOVERS らしい配色とデザインに加え、付属のフードは部分的に透明になっており、左右の視界確保に有効だ。

さらっと着こなせる気の利いたレインウェアながら、スタイルと機能を両立させている点が秀逸。走っているときだけでなく、仲間たちと停めたパーキングでのひとときにも重宝するだろう。ナイロン100に一部レザーを使用、カラーはベージュとネイビー。

3万8000円（税別）

スタイリッシュかつ身軽に過ごす　フードイン ブルゾン
「ヴィンテージカーを愛するライフスタイルをスタイリッシュに愉しむ大人のためのブランド」というVINTAGE LOVERSのコンセプトを最も体現しているのが、このフード付きブルゾン。表地と裏地の配色がお洒落なフードは、風に吹かれながら走る古いオープンカー乗りにこそ似合う。

帽子を被る時に使用するクリップもうれしい配慮だ。グローブ、もしくは財布やスマートフォンが収納可能なマチ付きのポケットがあり、バッグいらずな点も見逃せない。イベントやドライブの時に、愛車から降りてもスタイリッシュかつ身軽に過ごすことができる。素材はポリエステル100％でジップの引手や袖ぐりなどにレザーを使用。この夏の新色としてキャメルとブルーが加わった。5万8000円（税別）

ホンダモンキーのレザーパッケージのビスポークなどユニークなサービスも行うVINTAGE LOVERS。これもル・ガラージュで相談可能。

文：馬弓良輔　Words: Yoshisuke MAYUMI

ル・ガラージュ　※NEGRONIのイベントを6月25日（日）まで開催中

〒106-0032　東京都港区六本木5-17-1AXIS ビル1F
TEL：03-3587-2785
営業時間 11：00〜19：00
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