世界で一番長いリムジンを想像したことはあるだろうか。この1台こそが“アメリカンドリーム”と呼ばれる最も長いリムジンだ。
カリフォルニアのカスタムショップが製作したもので、26個のホイールに約30mの長さを誇る。1990年代にはギネス記録に登録され、車内にはジャグジー、キングサイズのウォーターベッド、そして後部にはヘリコプターを載せるための台(ポート)が装備されている。
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1980年代にプロジェクトがスタートするにあたり、カスタムショップはベースにキャデラック エルドラドを採用した。ドライバーキャビンは2つに分かれており、後部座席のドライバーは曲がるときにリアを担当するというわけだ。この車は映画のために製作されたため公道走行不可能であり、運ぶ際は二つに分けて運搬する。
昔、この車を管理していた人物が放置してしまい、2012年にぼろぼろの状態で発見された。誰にも購入されなかったが、2014年にニューヨークのAutoseum Automotive Teaching Museumが購入し、修理の過程などを学ぶために使用されていた。そして現在オークションに出展されており、おおよそ10万円からスタートしている。フルレストアが必要とのことで、一体この大きな車を修繕するのにはどれほどの費用がかかるのであろうかが懸念事項でもある。そもそも、どこに保管しておくのかということも課題だ。
オクタン日本版編集部
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