帝国ホテルは、今も、彼とともに

近代建築の三大巨匠に数えられる、世界で最も有名な建築家ともいえるフランク・ロイド・ライト。彼が1867年に生まれてから、今年2017年は150周年に当たる。この節目を記念して、帝国ホテルでは特別企画が実施される。

170602_teikoku.jpg

帝国ホテルの旧本館は「ライト館」とも呼ばれ、1923年(大正12年)に、その愛称の通りフランク・ロイド・ライトによって手掛けられた。幾何学的な装飾と、流れるような美しい空間デザインは、永きに渡って多くの人々の心を震わせた。残念ながら、現在帝国ホテルにその姿はなく、老朽化や客室数の問題により、多くの反対があったものの、1967年(昭和42年)に閉鎖され既に取り壊されている。
しかし、玄関部分は移築再建されて、現在でも愛知県犬山市にある博物館明治村で観ることができるので、機会があれば足を運んでみてほしい。

resort_170601_teikoku(2)

フランク・ロイド・ライトと関わりの深い帝国ホテル 東京では、彼の生誕150周年を記念し、カクテル・スイーツなどの特別メニューや宿泊プランが6月1日から期間限定で楽しめるという。

resort_170601_teikoku(4)2resort_170601_teikoku(4)1

ホテルのレストラン・バーでは期間限定の特別メニューが用意されており、フランク・ロイド・ライトをイメージして創作したオリジナルカクテルや、鮮かな色彩と幾何学的なライトのデザインをイメージしたチョコレートケーキなどが提供される。
アメリカや日本の歴史をバーボン・日本酒に例えて表現するなど、使用する素材選びにもこだわった一品だ。

また、フランク・ロイド・ライト生誕150周年を記念し、世界で各150本限定で生産される万年筆と油性ボールペンを各色15本限定でホテルショップの「ガルガンチュワ」にて販売されるという。日本国内での取扱はここでのみ。2017年7月より販売開始だ。

resort_170601_teikoku(5)

フランク・ロイド・ライト生誕150周年記念モデル
万年筆45本 本体色3種/各15本   ¥27,000(税込)
油性ボールペン45本 本体色3種/各15本   ¥21,600(税込)

その他にもインペリアルクラブ会員限定でフランク・ロイド・ライトの名を冠した、世界にただひとつのスイートルームに宿泊できるでスペシャルな企画も用意されている。朝食は「レ セゾン」にて、コース仕立ての朝食"ル スティル ティエリー"を楽しむことができるというから、贅沢だ。

resort_170601_teikoku(5)

フランク・ロイド・ライト 生誕150周年記念プラン 【1日1室限定・インペリアルクラブ会員限定】
宿泊期間:2017年6月1日(木)~2018年3月31日(土)
お部屋:フランク・ロイド・ライト スイート(165㎡)
1室料金2名:550,000円 ※1泊朝食付。サービス料・消費税込、宿泊税別
インペリアルクラブ会員 TEL:0120-115489/帝国ホテル 東京 客室予約課 TEL:03-3504-1251

ぜひ、この機会に帝国ホテルの提供する"食"と"空間"から、フランク・ロイド・ライトと、その偉大な歴史を感じてみてほしい。

帝国ホテル
URL:http://www.imperialhotel.co.jp/j/

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RANKING人気の記事