メルセデスベンツ EクラスクーペおよびメルセデスAMG E63 Sが販売開始

car_170601_AMGE63+ (7).jpgcar_170531mercedes-benz e coupe (35).jpg

メルセデス・ベンツ日本は、8年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型Eクラス クーペを5月31日より発売を開始した。

このニューモデルは、メルセデスクーペの伝統的プロポーションを踏襲しながらボディサイズを拡大して、主に後席の快適性向上を実現した。後席の足元で74mm、肩幅の感覚で34mm、ヘッドクリアランスで15mm、それぞれゆとりをもたせている。歴代のEクラスクーペを見ても、実用性を備えた美しさには目を見張るものがある。

car_mercedes-benz e coupe past (1).jpg

グレードは3.5ℓ V型8気筒ツインターボーチャージャー付きエンジン(最高出力333ps、最大トルク48.9kgm)を搭載するE400クーペ 4MATICと、2.0Lの直列4気筒ターボーチャージャー付きエンジン(最高出力180ps、最大トルク37.7kgm)のE300クーペスポーツ、同じく2.0Lの直列4気筒ターボーチャージャー付きエンジン(最高出力135ps、最大トルク30.6kgm)のE200およびE200スポーツの4種類となる。

car_170531mercedes-benz e coupe (42).jpgcar_170531mercedes-benz e coupe (37).jpg

標準装備として天候や走行状況に合わせヘッドライト照射の範囲を自動で調整するインテリジェントライトシステムや、対向車に反応して自動的にハイビームを制御してくれるアダプティブハイビームアシスト、および直観的に機能操作が可能なCOMMANDシステムが搭載されている。

car_170531mercedes-benz e coupe (57).jpgcar_170531mercedes-benz e coupe (56).jpg

同時に発表になったのはメルセデスAMG E63 S 4MATIC+で、セダンのみの設定となる。

car_170601_AMGE63+ (5).jpg

car_170601_AMGE63+ (6).jpgcar_170601_AMGE63+ (1).jpg

Eクラス セダンおよびステーションワゴンにはV6ツインターボエンジンを搭載するメルセデスAMG E43 4MATIC(最高出力401ps)がラインナップされているが、今回追加されたのはさらにパワフルな仕様でセダンのみの設定となっている。

パワーユニットは4ℓ V8直噴ツインターボは、メルセデスAMG GTと基本的に設計を共有するものであり、E63 S 4MATIC+では612ps、850Nmを発揮する。先代のE63 Sと比べて27psもパワーで勝っている。

トランスミッションは、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを用いた9段AT「AMGスピードシフトMCT」を搭載。9段トランスミッションを採用するのは、「63シリーズ」としては初となる。駆動方式は4WDで、通常は前後トルク配分を前50:後50〜前0:後100の範囲で最適に配分。一方、ドリフトモードを選べば、トルク配分を前0:後100に固定することもできる。

サスペンションは電子制御エアサスペンションの「エアボディーコントロール」をベースにメルセデスAMGが開発した「AMGライドコントロールスポーツサスペンション」を採用。走行状況に合わせてスプリングレートと減衰力を制御することで、快適な乗り心地からスポーティーな走りまでを自在に楽しむことが可能だ。また、高速走行時には車高を下げて安定性を高める。

メルセデスAMG E63 S 4MATIC+価格は1774万円。ステアリングは左右どちらも選ぶことができる。

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RANKING人気の記事