伝統技術と革新的な要素の融合│H.モーザーより新作登場

H.モーザー

1828年から今日に至るまでのH. モーザーを物語る時計が登場した。特に20世紀のものからインスピレーションを得て、ヘリテージ シリーズを再製作したものだ。

「ヘリテージ」は H. モーザー社にとって、「古くさい」とはまったく異なる意味をもつため、新しいヘリテージ・トゥールビヨン ファンキーブルーは、シャフハウゼンを拠点とするブランドの壮大な伝統の現代的なシンボルとなっている。

ヘリテージ・トゥールビヨン ファンキーブルー モデルは、20 世紀初期のモーザーの時計を思わせるクラシックなアクセントがあしらわれたラウンド型。ステンレススチール ケースは先細のラグと刻みのあるリュウズを備えている。しかし、明らかにクラシックなこのモデルには、まさに大胆な美しさが隠されており、ヘリテージ・トゥールビヨン ファンキーブルーのエレクトリック ブルーのダイアルを通して見ることができる。



このダイアルは、最も人気のあるモーザー ダイアルで、時計全体のデザインにダイナミックな趣を添えている。独特のアプライド数字には、どの形状と色にも加工できる画期的な素材、グロボライト® が使用され、スーパールミノバ® も含まれている。さらに伝統的な形式から離れるよう、未加工レザーのストラップには、このモデルの最後の仕上げとしてホワイトのステッチが施されている。

これにより、H. モーザー社は次のメッセージを伝えている。「このトゥールビヨンに退屈することは絶対にありません。この高級時計モデルの原型は、1900 年代のいわゆるスポーツ ウォッチです。これは、伝統的なスチール ケース モデルですが、他のモデルとはっきりとは区別されず、一言で言い表すこともできません。現状を打破していながら、時代に左右されない時計です」

ミニッツ・トゥールビヨンの背後に見える自動巻きキャリバー HMC 804は、H. モーザー社が一貫して設計、開発、製造を手掛けるムーブメントである。創意の極致ともいえるこのムーブメントには、自社で設計および製造したダブル フラット ヘアスプリングを使用。お買い上げ後のサービスを単純化するために、このトゥールビヨンは交換可能なモジュールとなっており、単純な「プラグ アンド プレイ」システムによって、ムーブメントとの組み立てと調節が個別に行われる。

疑う余地のない H. モーザー社スタイルの高級時計である。


ヘリテージ・トゥールビヨン ファンキーブルー
リファレンス 8804-1200、ステンレススチール モデル、ファンキーブルー フュメ ダイアル、キ
ャラメル クーズー レザーストラップ
ケース
ステンレススチール
直径:42.0 mm、厚さ:11.1 mm
サファイアクリスタル
サファイアクリスタルを用いたシースルーのケースバック
「M」で装飾されたリュウズ
ダイアル
サンバースト仕上げを施したファンキーブルー フュメ
スーパールミノバ® を施した数字と針
7月発売予定 
600万円(税抜)

オクタン日本版編集部

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