アストンマーティンの変革者 アンディ・パーマーに聞く成功の秘策

Images: Aston Martin

ニューモデル、新ファクトリー、新たな技術提携、ブランド拡張、そしてF1GPへの参戦…。現在のアストンマーティンに不可能という文字はないようだ。セカンドセンチュリープランを掲げ、さらなる高みへと会社を押し上げるリーダーに、インタビューを敢行した。

アストンマーティンの、アンディ・パーマーCEOへのインタビュー・スケジュールを、11時半から正午へと変更したいというリクエストがあった。それも無理もない。彼はアメリカでのビジネスを終えて、昨晩のフライトでゲイドンの本社へと戻ったばかりなのだ。アメリカでは、ヴァンテージGT8でF1GP開催サーキットとしても知られる、テキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズでの24時間耐久レースにも参戦した。
 
このレースでの優勝は目前だった。パーマーのチームは、長くSP3クラスのトップを快走していたが、他車とのアクシデントで時間をロスし、2位でレースを終えたのである。
 
パーマーは自らレースをも楽しむ、熱狂的なカー・ガイだ。自動車メーカーのトップが、自社のプロダクトでレースをする姿はいいものだ。前任のウルリッヒ・ベッツもまたそうだった。だがパーマーにとって重要なのは、やはりこちらも時には24時間連続での戦いを強いられることもある企業経営だ。今回、私たちがゲイドン本社を訪れたのも、アストンマーティンの現状と、未来への展望について話を聞くためだった。
 
アストンマーティンの社内は、以前にも増して活気に溢れていた。パーマーのオフィスには新しいトロフィーが飾られている。私は会話のきっかけに、南ウェールズのセント・アサンに完成した、新しいファクトリーはどうですかと尋ねた。すると、常に休むことのない頭脳の持ち主であるパーマーは、こう答えた。

原文翻訳:木下 恵 Translation: Megumi KINOSHITA 編集翻訳:山崎元裕 Transcreation: Motohiro YAMAZAKI Words: John Simister 

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