現代のためのポルシェ911 8代目が日本デビュー│懐かしの911を振り返る

オクタン日本版編集部

ポルシェ8代目となる911シリーズである、992のジャパンプレミアが行われた。1963年の誕生以来、ポルシェのスポーツカーとしてアイコン的存在として君臨している911シリーズは現代に向けてどのように生まれ変わったのであろうか。

革新的なパワーは、3.0リッター フラット6ターボエンジンを搭載。最高出力は450ps/6500rpm、最大トルクは530Nm/2300~5000rpmを発揮する。ワイドで堂々としたボディは、スポーツカーらしい走りを損なわないためにアルミが多く採用されボディ単体では240kgを実現した。トランスミッションは8段PDKを全モデルで採用。



街でも高速道路でも、サーキットでもポルシェの走りを楽しむことができるように、後輪のトレッドを拡大して安定性が高められている。この改善に対してバランスが取れるよう、前輪のトレッドも全モデルで拡大され、リアホイールも大経化している。また、路面の水量を検知し、電気制御系を最適化する「ウェットモード」も装備している。

エクステリアデザインは、ポルシェAG所属のエクステリアデザイナーである山下 周一氏が手がけた。911のシンプルな伝統を受け継いだスタイルを落とし込みつつ、現代のスポーツカーを作り上げた。インテリアデザインは、1970年代の911をモチーフとした水平基調デザインのダッシュボードを採用。センターのタコメーター以外はデジタル化し、ドライバーの快適性も保たれている。



992の販売は2019年7月5日より、日本全国のポルシェ正規販売店にて開始予定。左ハンドル、MTは用意されない。1666万円~。

オクタン日本版編集部

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