アストンマーティン世界19台限定コレクションが明らかに│フロントグリルの大きな特徴とは?

Aston Martin

DB4 GT ザガートと共に2台セット"DBZ センテナリーコレクション"として、約8億円で販売される、DBS GT ザガートのレンダリングが公開された。拡張されたリアフェンダー、ダブルバブルルーフにダイナミックなグリルを持つユニークなデザインとなっている。

このアクティブなグリルは、108のカーボンファイバー製ピースから出来上がっており、エンジンを切るとグリルが閉じるようになっているという。そして、エンジンを稼働するとまた開き空気が通るようになるのだ。アストンマーティンは、このグリルの構造を"フラッター"と表現している。

ルーフは、1枚のカーボンファイバーから出来上がっており、ウィンドシールドからトランクリッドまで覆っている。カラーはツートーンに仕上げられ、ダブルバブルデザインを際立たせるものに。この構造だと後ろが見づらいため、リアビューカメラを搭載しているとのこと。



バンキッシュよりも、低く、長いように感じるが、リアテールライトは小さくなっておりサイドスカートも控えめで、ロッカーパネルは60年代のスポーツカーを意識して作られている。DBS GT ザガートの詳細は不明だが、ベースは715hpをツインターボ 5.2リッター V12エンジンで発揮する、DBS スーパーレッジェーラではないかと推測されている。

アストンマーティン・ラゴンダのクリエイティブチーフを務めるマレク・ライヒマンは、"この車は美しさだけにフォーカスしたものではありません。壮大さも重視しています。ダイナミックなグリルは2つの異なるアイデンティティを与えています。駐車している時は休んでいるように見えますが、車のリアはたくましく、今にも走り出せそうな雰囲気を醸し出しています。しかし、エンジンをかけてみると途端に命が吹き込まれるようにグリルが開き、走る態勢になるのです。聴覚にも視覚にも刺激が与えられます"とコメント。

DB4 Zagatoは2019年から、DBS GT ザガートは2020年からデリバリー予定。

https://www.astonmartin.com/

オクタン日本版編集部

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