ベントレーから遂にエレクトリックコンセプトカー登場│AIシステムは当たり前に?

Bentley

ベントレーはより、100周年を記念したコンセプトカー"ベントレー EXP 100 GT"が発表された。フルエレクトリックで、ベントレーらしくラグジュアリーなデザインとなっている。

カーボンファイバーとアルミニウムで出来た2ドアクーペのボディは5.79m。フロントオーバーハングはほぼ無いように見えるが、リアは流線的にのびている。



"光り"が様々な方法で取り込まれ、特徴的な円型ヘッドライトはライトアップするグリルと混ざり合っており、オーナメントとフードのセンタートリムもライトアップする。ドアはランボルギーニのようにシザースドアになっており、テールライトはOLEDが採用されている。ホイールはアクティブ・エアロダイナミクス・システムを搭載しているとのこと。



インテリアも見た目に似合う贅沢な仕上がりに。4シートのトリムは、泥炭地から再利用された樹齢5000年のウッドが使われ、銅が混ぜられている。また、シートはレザーのように見えるが、動物から取られたものではなく、ワイン製造での副産物から作られているという。

大きなクリスタルは、快適なドライブを実現するため血圧なども計測するAIシステムと連動している。インテリジェントで最先端のこのシステムには特色ある5種類のモードが用意され、未来のグランドツアラーでの体験を乗る人に合わせて高度にカスタマイズすることができる。用意されるモードは「エンハンス」、「コクーン」、「キャプチャー」、「リ・リブ」、そして「カスタマイズ」です。フロントとリアには「カンブリアクリスタル」のインターフェースが装備され、そのインターフェースに向かって手でジェスチャーをすれば、AI がコマンドを認識する。

エンハンスモードでは明るさ、音、匂い、大気の質などの情報が車外から収集され、ガラスルーフに覆われていてもオープントップのような開放感に満たされる、調和のとれたグランドツアーを味わうことができる。

コクーンモードでは空気清浄機能が働き、ガラスが不透明に切り替わってプライバシーが確保され、外の世界と切り離されるのだ。キャプチャーモードでは車内と車外の状況が記録され、履歴として残る。

リ・リブモードでは過去のグランドツアーのハイライトを再現でき、カスタマイズモードでは、ドライバーやその他の乗員の好みに合わせ、他のモードの要素を組み合わせることが可能。




これから先、様々なハイパフォーマンスなエレクトリックベントレーが登場するであろう。このコンセプトカーが市販化されるのも、そう遠くはないかもしれない。

オクタン日本版編集部

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