1000馬力のロードカー ヴァルキリーがサーキットデビューを果たす!

Aston Martin

アストンマーティンが長い月日をかけて開発した、1000hpで公道走行可能な市販車ハイパーカー"ヴァルキリー"が、アストンマーティンテストドライバーであるクリス・グッドウィンがステアリングを握り、シルバーストーンサーキットにて走行デビューを果たした。

今回、走行したプロトタイプはF1マシンを意識してブラックとレッドに身をまとっているが、ヴァルキリーの持つパワーではF1以上の速さを発揮するという。そのパワーを生むエンジンを開発したのはF1で蓄積したノウハウを持ち合わせるコスワースだ。自然吸気6.5リッター 65°V12エンジンは1万1100rpm、1000馬力を発揮する。

クリス・グッドウィンはラップ走行を終え、「アストンマーティン・レッドブルのマシンは数えきれないほどドライブしてきましたが、ヴァルキリーは特別でした。もちろん、まだ改善すべき点はありますがこれから本格的にテストを行っていけます。ヴァルキリーをドライブして、自然と笑顔になってしまいました。私が楽しんでいたのと同様、観客も楽しんでくれていたら嬉しいです」とコメント。



アストンマーティン・ラゴンダCEO アンディ・パーマーは、「今日という日はアストンマーティンの歴史においてだけでなく、自動車業界にとっても大事な日となりました。ヴァルキリーはこれからも変わらず、ハイパーカーという存在で有り続けるでしょう。今回のデビュー走行はマックススピードでは行いませんでしたが、近いうちに持った力を完璧に発揮できる日がくるでしょう」とコメント。

150台限定生産で、そのすべては売り切れとなっている。2019年12月頃からデリバリー開始予定。

オクタン日本版編集部

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