金箔貼りのエンジンルーム スーパーカー!最強スペックを持った1台の推定落札価格は?

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ブルース・マクラーレンが抱いていた、"マクラーレンの名を冠した公道走行可能な車を生み出す"という夢がゴードン・マレーのデザインによって具現化されたマシンがマクラーレン F1である。プロトタイプや、GTRなど含め世界で計106台が製造され、そのうち公道走行可能なのは64台、そしてこのLMスペックを持つF1は2台のみ製造された。

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マクラーレン F1 LMは1995年 ル・マン24時間での総合優勝を記念し5台生み出され、空力パーツはF1 GTRそのまま、エンジンは636hpから680hpまでパワーアップされている。その中でも、ハイダウンフォースパッケージが備えられたF1は2台のみ。基本的にF1のボディカラーは、マクラーレンの象徴カラーでもあるパパイヤオレンジのみだが2台についてはカラーリングもカスタムされている。



この1994年に製造されたF1は、ミッドナイトブルーパールのボディカラーにブラックのインテリアで仕上げられ、日本人オーナーのもとへデリバリーされた。1999年にはドイツに渡り、2000年にLMスペックを施すためサリーのファクトリーへ送られた。数年かけて仕上げられ、ラジエーター追加、エアコンアップグレード、ラジオ搭載、ヘッドライトはガス放電灯への変更、14インチのステアリング取り付けなどが施された。ダンパーとスプリングもレース仕様にアップグレードされ、スタンダードの17インチホイールは、18インチのGTRタイプへ履き替えられている。エクステリアはプラチナムシルバーメタリック、インテリアはクリームのレザーとブラウンのアルカンターラが張られ高級感溢れる車内空間へとなった。





2004年からは主にシンガポールにて保管されており、オーナー達はコレクションとしてでなく走らせることを目的としていたようでF1としては走っているほうであろう2万1500キロの距離を刻んでいる。

マクラーレンF1 サービスプログラムのマネージャーを務めるハロルド・ダ―モットは、「この1台は私のお気に入りです。ここまで優れたスペックを持つF1は他に存在しません」とコメントしている。



2015年にはもう1台の同スペックのF1が約15億円で落札されており、このF1が出展される2019年8月のオークションでは22億円以上の推定落札価格が付けられている。

オクタン日本版編集部

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