ドゥカティ・パニガーレV4 25°アニバーサリオ916 日本導入を決定

Ducati

ドゥカティ916のデビュー25周年を記念したパニガーレV4の特別な916バージョンとなる500台限定のスペシャル・エディション、パニガーレV4 25°アニバーサリオ916が日本へ正式導入される。 

ドゥカティ916が世界デビューを果たしてから、今年で25年が経過した。マッシモ・タンブリーニのスケッチから生まれたこのモデルは、スーパーバイクの世界を一変させ、モーターサイクル・デザインの世界に革命をもたらし、世界中に数多くの熱狂的なファンを獲得している。そのスタイル、エレガンス、そして軽量でコンパクトな車体は、きわめて革新的で、過去に生産されたモーターサイクルの中で、もっとも“セクシー”なバイクと評され、アイコン的存在となっているのだ。


ただ単に美しいバイクというだけでなく、販売面でも大きな成功を収め、スーパーバイク世界選手権(SBK)でも優れた戦歴を残している。916 SBKは、デビューシーズンから、その類まれな戦闘力を発揮し、翌年以降には合計で120のレースで勝利し、8回のコンストラクターズ・タイトルと6回のライダーズ・タイトルを獲得した。そのうちの4回のライダーズ・タイトルは、イギリス人ライダーのカール・フォガティによるもの。フォガティは、ドゥカティのマシンを駆って55のレースで優勝したが、そのうちの43回はドゥカティ916 SBKと996 SBKで勝ち取ったものである。現在でも、916と“キング・カール”は、ドゥカティSBK史上、もっとも成功を収めた“カップル”として知られている。

ドゥカティは、この記念すべき節目の年を祝うため、パニガーレV4の特別な916バージョンを製作することを決定。そして今回、916に対するドゥカティスタの情熱を蘇らせる500台限定のスペシャル・エディション、パニガーレV4 25°アニバーサリオ916が誕生したのである。

“25°アニバーサリオ916”は、パニガーレV4 Sをベースにして、ドゥカティコルセ仕様のフロント・フレームをはじめとする、パニガーレV4 Rのレーシング・コンポーネントでアップグレードしている。外観の特徴は、鍛造マグネシウム製ホイール、公道走行用の認証を受けたチタニウム製アクラポヴィッチ・エグゾースト、数多くのドゥカティ・パフォーマンス製コンポーネントを装着している。

パニガーレV4 25°アニバーサリオ916
導入予定時期:2019年12月
メーカー希望小売価格:489万円(10%消費税込み)


オクタン日本版編集部

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