ナロー911の見た目で400馬力を発揮!│自分だけのポルシェを作れる?

Atelier Diva

クラシックのポルシェ911をリメイク、リデザインするスペシャリスト達が増えてきており、オリジナルよりモディファイされたものが圧倒的に多くなる時が来てしまうかもしれない。中でも、アトリエ・ディーヴァが手がけた911タルガは、カーボンファイバーを用いてナローポルシェに似せてハンドメイドで製造されている。

一見すると、丁寧にメンテナンスされたナローポルシェのようにしか見えないアトリエ・ディーヴァが手がける車は、見た目の美しさはもちろんのこと、伝統的なポルシェ同様に信頼できるトップクラスのパフォーマンスを持つようにデザインされている。パリを拠点にクラシックカーのリペアとレストアを何十年もしている"Crubilé Sport"が協力ショップとして付いていることも、世界中から支持されるポイントなのだ。



アトリエ・ディーヴァを立ち上げるアイデアは、創設メンバーの1人がル・マンクラシックでのレースに参加したことから生まれたそう。彼はクラシックの美しいエクステリアはそのままに、本格的にサーキットでのレースに出場できるポルシェを欲しいと思ったのだそうだ。そして2018年にオープンした。

基本的には、964をベースとしており、塗装をすべて剥がしてからカーボンファイバーパネルを取り付ける。レース仕様の400hpを発揮する4.2リッター フラットシックスエンジンを搭載し、エグゾースト、サスペンション、17インチのフックスホイールを備えている。車は軽量化されており、1100kgとなっている。



インテリアもビスポークで、クラシックでエレガントな空間でありながらも最新のフランス製オーディオを搭載するなど現代風のアレンジが施されている。デザインにおいて授賞もされているデザイナーに依頼することも可能とのこと。

このタルガは9月にイギリスで開催されるサロン・プリヴェにて展示予定。価格は公表されていないが、1台あたり完成までに12ヵ月を要するとのこと。

オクタン日本版編集部

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