本物かと思いきや...? 街中に溶け込むポルシェの正体

Porsche AG

エリック・オットーは、普通とはひと味違ったモデルカーの撮り方をする。彼の作品では、ミニチュアカーがまるで本物の車のように見えるのだ。 
それは、フランスでのある休日のことだった。おもちゃ屋に並ぶモデルカーを目にしたオットーはそれを購入し、道に置いて写真に収めてみた。撮れたものを見てみると、とてもリアルで写真を見た友人からは、"一体どうやってポルシェなんて買えたんだ"とすら言われたそう。



その時から、モデルカーを撮るというひとつのアイデアが彼に浮かんだ。古いモデルカーで味があるからといって、良いわけではないのだ。"クオリティーによります。第一にモデルカーとして精巧でなければいけません。オリジナル同様に見えるものです。いつかは実物を使って何かイリュージョンを起こしたいです"とオットーは話す。

彼はライトを巧みに使い作品を作り上げる。"ナチュラルな見た目が大事なのです。その場で起きたことを表現したいので。フォトショップは好きじゃないんですよ。巧みなライトのアングル、レンズの開き具合、構図が本物の作品を生み出すのです" 
本物でないのは車だけだ。街にモデルカーを溶け込ませる。作品に使われるモデルカーのスケールは1:43や1:18など、さまざま。オットーはスーツケースにモデルカーを入れ、午後の街に繰り出す。これまでにはパリをはじめ、ニューヨークやロンドン、ベルリン、特に彼の故郷であるハンブルクで撮影をしてきている。 
彼の作品を見ていると、ポルシェに乗りこんで走り出したくなる不思議な魅了を感じる。

Words: Porsche newsroom 訳:オクタン日本版編集部

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