森で見つかったボロボロのジャガー E-Type│30年ぶりに美しい姿を取り戻す

etypeuk

ジャガーのレストアスペシャリストである、E-Type UKが、グロスターシャーで朽ち果てた姿で発見された1964年 4.2リッター E-Typeのレストアを終え、美しい姿を取り戻した。

発見されたE-Typeは、10番目に製造された右ハンドルのフィックスドヘッドであることが分かり、レストアするに相応しいと判断された。オリジナルのギアボックスとサスペンションを保っていたことも価値をあげる要素であったのだ。ルーフやテールゲート、リアバルクヘッドなどはリビルドされ、再塗装も施されている。オパールのような輝きを放つシルバーグレーは、60時間をかけて磨きだされた。インテリアは、リフレッシュされ最新の性能を持ち合わせるものとなっている。

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スポーツエグゾーストはステンレススチール製で、マニフォールドもアップグレードされている。この時点で、E-Typeの性能は高められているが、この1台を購入したオーナーがハイリフトカムシャフトへの換装を希望し、さらに高性能なE-Typeへと仕上げられている。



「これまでにたくさんのボロボロになっていた車を見てきましたが、特にこのE-Typeは私たちが手がけたレストアの中でも最高な1台です。ジャガーの歴史を学んでみると、クラシックジャガーをレストアできるということ自体を光栄に感じます。30年以上放置されていたこのE-Typeが、イギリスの道で走らせてもらえる日がやっときたのです」と、E-Type UKの代表はコメントした。

オクタン日本版編集部

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