最高峰のモータースポーツイベントに集まった個性溢れるポルシェを紹介!

Octane Japan

モータースポーツをテーマとしたエクスクルーシブなイベントが、毎年ペニンシュラ・クエイルロッヂ&ゴルフクラブにて開催されるクエイル・モータースポーツ・ギャザリングである。

2019年度は、ベントレー100周年や、マクラーレンF1の25周年がテーマとされたが中には多くのポルシェを見ることもできた。ここでは、クエイルを彩ったすべてのポルシェを一挙に紹介。


911の"Re-imagine"を行うカスタムショップ シンガー・ビークル・デザインは2019年で10周年を迎えた。カリフォルニア生まれのブランドであることもあり、街中でも頻繁に見かけられる。


1967年 911S ソフトウィンドウ タルガ
マッチングナンバー車の911S。同年に製造されたソフトウィンドウのタルガルーフを持った911Sは483台。スペシャルオーダーのシルバーメタリックボディを持ち、ベバスト製のヒーターも備えられている。この1台は22カ月をかけて、ファクトリーオリジナルの姿にレストアされている。すべてのドキュメントが揃っており、ツール類もすべてオリジナルを完備しているとのこと。



1955年 550スパイダー
この1台は、新車の時からたった7900マイルしか刻んでいないという貴重な550。アメリカで11レースに参戦し、7レースでクラス優勝を獲得、4レースでは総合優勝に輝いている。2人目のオーナーであったコレクターのマンフレッド・リップマンが長い間所有し、1990年代にチャーリー・ハンターが購入。いつでもコンクールに出展できるようなコンディションへと、3年前にレストア済。



1974年 914
2019年は、ポルシェのミドシップカーを代表する存在でもある914が誕生50周年を迎えた年であった。ラヴェンナグリーンを持つものは中でも貴重だが、さらにこの1台は2リッター インジェクション車のマッチングナンバー。現オーナーは、長年この色の1台を探していたところインディアナ州で発見したそうだ。ラゲージラックも含め、ファクトリーオリジナルを保っている。



1975年 911カレラ 2.7
コレクター向けの1台。普段走りを頻繁にできる用にオーダーされたもので、すべてオリジナルを保っている。ユニークな純正カラーも特徴だ。



1957年 356A スピードスター
SCCA E Productionのクラスレースへ、1967年から1989年まで参戦していた1台。2019年にはカリフォルニア・ミッレやポルシェ・レンシュポルト・リユニオンなどに参加していた。



1973年 911カレラ RS ライトウェイト
軽量化を図るために、リアシートやグローブボックスの蓋が外されているモデルで、ダックテールがアイコン的存在だ。この1台は新車当時からドイツで様々なラリーに参加してきている。2010年まではドイツで所有され、以来はミズーリ州の現オーナーが所有している。新車からのドキュメントがすべて揃っているとのこと。



1973年 911S タルガ
925台製造された同モデルのなかで634番目につくられた1台。レストアは施されておらず、ペイントもオリジナルの1310 バイ―アレッドである。エンジン、トランスミッション、フックスのホイールもオリジナルのまま。4輪すべてに大きなディスクブレーキが備わり、見た目にもパフォーマンス性にも優れた代表的なモデルといえる。



1970年 911T
オリジナルのリーフグリーンを保っている911は希少で、ポルシェコミュニティーの中でも人気を集める。アメリカのポルシェコレクターがしばらく所有していた。



1967年 911S
この1台は、"Por-she"と名付けられたアートカーである。レースがあしらわれている理由としては、レースは女性を象徴するものであるため。クラーク大学でアート学の教授を務める女性が考案したもので、男性的なポルシェに女性的な装飾をすることでニュートラルな存在を作ろうとしたそうだ。



1963年 356SC
エクステリアあストーングレー、インテリアはグリーンレザーで仕上げられている1台。エンジン、トランスミッション、サスペンションはアップグレードされており、コッパ―ステート1000などのラリーに参戦しているそうだ。

また、同時開催されているボナムスのオークションにもポルシェの姿が。落ち着いてきたとはいえども、クラシックポルシェの価格高騰は著しいものだ。



2020年度のクエイル・モータースポーツ・ギャザリングあ、8月14日に開催される予定。バラエティに富んだ名マシンで埋め尽くされた、エクスクルーシブな空間を楽しむためのチケットは毎年大人気で売り切れ必至となっている。興味のある方は、早めに入手いただきたい。

オクタン日本版編集部

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