現代に再解釈された初代アストンマーティン・バンキッシュが発表

CALLUM

ジャガーの歴史に残るデザイナーとして20年にも渡り活躍したのち、先日退任を発表したイアン・カラム。新しく"CULLUM"というスタジオを立ち上げ、創造の世界での活動を続けている。その動向に注目が集まっていたが、独立した彼の第一作目として1台のアストンマーティン・バンキッシュが発表された。

"アストンマーティン・バンキッシュ25"と名付けられたこの1台は初代バンキッシュをリメイクしたもので25台限定製造。イアン・カラムはジャガーに所属する前、アストンマーティンのデザイナーとして活動しており、バンキッシュを手がけた張本人でもある。そのため、今回のプロジェクトはアストンマーティンのサポートを受けて進められており、公式のリメイクモデルとなるのだ。



「デザイナーが、過去に手がけた車を再解釈して発表できるというのはあまりできないことです。しかし、私はずっとそれを行ってみたいと思ってきました。時代が進むにつれて素材も技術も進化していて、当時発表された時とは違うアイデアを落とし込むことができるのです」とコメントしている。

最もアイコニックな変更点は、22インチの大径ホイールである。2000年代初期の雰囲気は失わずにデザインされているが、よりダイナミックな印象を受ける。5.9リッター V12エンジンは60hpのパワーが向上されており、520hpとなっている。また、エアインテークやグリルフレーム、新しくデザインされたミラーにはカーボンが用いられている。ヘッドライトにはLEDが採用されているのも、時代の変化に伴う変更だといえよう



リアは全体的にモダンなデザインとなり、デュフューザーには"MADE YOU LOOK"の文字が刻まれるなど、イアン・カラムのデザイナーとしてのこだわりが注ぎ込まれている。



インテリアにおいては、センターコンソールのパネルにカーボンが採用され、車のために製造するのはこれが初となるブレモンの時計が備えられている。CALLUMのロゴがヘッドレストにあしらわれ、ネイビーを基調とする空間にオレンジのアクセントが随所に加えられているが、中でも"カラムタータン"と呼ばれるチェック柄のようなデザインがポイントとなっている。リアシートは取り払われているため、車内空間としてはオリジナルのバンキッシュより広く感じられるであろう。



価格については55万ポンド(約7000万円)を予定しているとのこと。

オクタン日本版編集部

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