RSモデル誕生25周年 第4世代に進化したRSのアイコンモデル登場

RSモデル誕生25周年を迎えた今年、アウディは、新型アウディ RS 6 アヴァントを発表し、高性能ステーションワゴンの代名詞となっているアヴァントモデルの歴史に、新たな一章を追加した。マイルドハイブリッドシステムにより、あらゆる用途で最適なパートナーとなるであろう。

アウディ スポーツ GmbHマネージングディレクターのオリバー ホフマンは、次のようにコメント。「25年にわたるRSの歴史を通して、アウディ RS 6 アヴァントは、世界中に数多くのファンが存在する絶対的なアイコンモデルの1台となっています。アウディは、今回初めて北米で販売する予定です。このようにして、私たちは大きな可能性を秘めた新しい市場を開拓し、さらなる成長を遂げたいと考えています」

搭載される4.0 TFSIは、441kW(600hp)の最高出力と、2,050〜4,500rpmの幅広い回転域で800Nmのトルクを発生。この高性能ステーションワゴンの0~100km/h加速は3.6秒で、0~200km/h加速もわずか12秒である。



標準装備されるダンパーコントロール付きRSアダプティブエアサスペンションは、専用のチューニングが施され、スプリングレートを50%高めた新しいエアスプリングモジュールにより、ダイナミックパッケージプラスとの組み合わせで、305km/hという最高速度を初めて可能に。

エクステリアデザイン セグメントでもユニークなボディスタイルは、たとえ静止していても、見る者の目を一瞬で惹きつける魅力を放つ。フロントドア、ルーフ、テールゲートを除き、エクステリアはRS専用コンポーネントで構成。ワイドなフェンダーにより、全幅が約40mm拡大され、このクルマが高性能なアヴァントモデルであることを誇示している。22インチの大径ホイールが、印象的なプロポーションをさらに際立たせる。

フロントエンド全体は、ベースモデルとは完全な差別化が図られ、アウディ A6モデルラインナップの中で、独自の外観を特徴としている。RS 6 アヴァントは、パワードームを備えた新しいボンネットに加え、A7と同様のフロントヘッドライトも採用。



シングルフレームのサラウンドおよびバンパーに装着されていたquattroロゴは取り外されることに。標準装備されるLEDヘッドライトの下に設置されたサイドエアインレットは、新しいRSバンバーの印象的なデザインエレメントとして、ヘッドライト下端まで延びている。サイドエアインレットは、R8のフロントエンドからヒントを得たものだ。

ダイナミックなリヤエンドは、ルーフエッジスポイラー、リヤディフューザーとグロスブラックのデザインエレメントを備えたRS専用バンパーから構成されている。バンパーの両端には、RSエキゾーストシステムから延びるクロームカラーの楕円テールパイプが配置され、ブラック仕上げのテールパイプを備えたRSスポーツエキゾーストシステムもオプション設定されている。

販売は、ドイツ及び他のヨーロッパ諸国で2019年末から発売予定。ベース価格は、11万7500ユーロ。

オクタン日本版編集部

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