シトロエン100周年 日本独自イベントへ潜入│車好きでなくても楽しめる!

Octane Japan

本日より、赤坂アークヒルズ カラヤン広場にてシトロエン100周年を記念する日本独自イベント「シトロエン・センテナリー・ギャザリング」がスタート。普段はなかなか目にかかる機会の少ないクラシックシトロエン展示から新車試乗、フランスから輸入されてきたオフィシャルグッズや、オートモビリアをゲットできるチャンスでもある。



クラシック展示車の先頭を務めるのは、関東某所で発見されたType C(5HP)。所有していた人物が自作でパーツを製作しながらレストアを施していったそうだ。フェンダーやステアリングも手作り。オリジナル性に欠ける車両ではあるが、宣教師が第二次世界大戦時に持ち込んだなどの歴史を持っていることから、価値があるものとして展示されている。




隣に並ぶのは、1952年 トラクシオンアヴァン 11B L。雑誌の買い手探しコーナーにて載っているのを発見し、スコットランドのオーナーから購入した1台。現オーナーがスコットランドへ赴いた際に元オーナーに会ってみたら、その昔ショパンが長く宿泊していた城のオーナーだったそう。




こちらは1955年 2CV AZ。1985年にフランスからイギリスへ。そこで1988年にフルレストアを終え、翌年には「2cv world meeting」の「1962年以前の部」で優勝している。現オーナーの元へは1993年に渡ってきた。なるべく良い状態のまま保存していき、次のオーナーへ引き継いでいきたいという。




現オーナーが社会人1年目に新車で購入したという1990年 2CV/6 スぺシアル。以来、29年間を共にしてきており、日本中を巡って13万kmを刻んでいる。シートやルーフは交換しているが、他の箇所についてはほぼオリジナルを保っているそう。




朱色のDS21はひときわ目を引く存在に。来場者の中には、「大学時代に友人が乗っていてすごい目立っていた」という声も。 現オーナーは27年目の所有となる。英国仕様のため、本当にグレードは分からないがパラスだと想定されている。福井県でのイベントにも自走で参加しているという、タフなDSである。




DSが持つ、宇宙船のような独特さとは異なる不思議な雰囲気を放つのがこのアミ。2CVとDSの格差を埋めるために生まれたモデル。このAMI 8のオーナーはアミ特有のフェイスを気に入ってるとのこと。2015年にベルギーより輸入した車両。



オクタン日本版編集部

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