「500GP フォーミュラ1 の記憶」開催│通算500戦のF1取材 熱田護写真展

キヤノンギャラリー Sにて、F1やモータースポーツでの場面を撮影してきた熱田護氏による写真展「500GP フォーミュラ1の記憶」が2019年12月19日より開催される。

今年で通算500戦のF1取材を迎えた氏が、これまでに撮り溜めてきた作品を展示する集大成ともいえる写真展となっている。フィルムカメラから最新のデジタルカメラで撮影してきた貴重な作品約100点を、ヘルメットやユニフォーム、エンジンなどと合わせて展示する。作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントされているもの。

開催にあたり、熱田氏はこのようにコメント。"2019年のベルギーグランプリでF1取材が500戦を迎えました。初めてF1を撮影したのは1987年の日本グランプリ。鈴鹿サーキットのオフィシャル撮影の仕事でした。当時はオートバイのレースを中心に撮影していたので、F1にはほとんど興味がなく、ただ、その人気と熱気の強さに驚いたのを覚えています。本格的にF1の撮影をしたのは1991年からで、91年は6戦取材、92年から全戦取材を開始しました。振り返ってみればF1はNA エンジンからハイブリッドPU へ、写真もフィルムからデジタルへと大きく変わりました。しかし、現場に行って写真を撮るのだという気持ちに変化はなく、チャンピオンを目指すドライバーのまなざしに変化はありません。4輪モータースポーツの最高峰Formula One の世界。その時代、自分がベストだと思う機材を担ぎ、レースの展開を予測して行動する。新しい表現への挑戦と、多くの失敗を繰り返し、次回こそ、来年こそは……もう少し、という思いで撮影を続けてきたら29年間という月日が積み重なっていました。時の流れとともに、見ていただければと思います。"
■トークイベント
○日 時:2019年12月21日(土)13時30分~ 15時00分
○会 場:キヤノンホール S (住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 3階)
○内 容:ゲストに佐藤琢磨氏を迎え、撮影時のエピソードなどを披露。
    ※ゲストの登壇が急きょ変更になる場合有り。
○申 込:ウェブサイト(canon.jp/gallery)より
○定 員:300名(先着申込順、参加無料)
    ※2019年11月21日(木)13時より受付開始。

■ギャラリートーク
○日 時:2020年1月11日(土)・18日(土)・25日(土)、2月1日(土)・8日(土)
○会 場:キヤノンギャラリー S (住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1階)
○内 容:写真展会場にて熱田護氏が作品について解説します。

■ 概要
○開催日程:2019年12月19日(木)~ 2020年2月8日(土)
○開館時間:10時~ 17時30分
○休館日 :日曜日・祝日 ※年末年始休館:2019年12月28日(土)~ 2020年1月5日(日)
○開催会場:キヤノンギャラリー S(住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー1階)
○交通案内:JR 品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
○入場料 :無料

オクタン日本版編集部

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