創業100年を迎えたアルヴィス ロイヤル・オートモビル・クラブで展示

alvis car company

イギリスの由緒あるクラブのひとつである、ロイヤル・オートモビル・クラブ(RAC)はアルヴィスのためのシャンパンナイトを開いた。シャンパンナイトでは、1936年にベルテッリによって手がけられた4.3リッターがホールの主役を務めた。1935年のパリ・モーターショーでシャシーが公開された1台で、最近レストアが施されてその輝きを取り戻した。

アルヴィスは2019年で100周年を迎えるブランドであるのだが、第二次世界大戦以降は眠りについていた。しかし、最近になってコンティニュエーションモデル製造を本格始動すると発表されたのであった。



当時の技術や残されたパーツをもとに作り上げていき、100年前から続くアルヴィスの1台を再現するのだ。パーツや当時の貴重な資料はレッド・トライアングルと呼ばれる施設で大切に保管されてきている。復刻モデルでありながら、現代の法規に沿って環境への配慮もされた車が作られていく。



アルヴィスはいつの時代でも新たな技術を生み出しながらも伝統を大事にするということをコンセプトとしてきた。コンティニュエーションモデルのプロジェクトにおいても、過去のアルヴィスに携わっていた人物達の協力も得て進められている。特に、アルヴィスと深い関係性を持つ日本の明治産業でのプロモーションに力を入れているそうで、様々なアルヴィスを日本の街で見かける日も遠くないかもしれない。

オクタン日本版編集部

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