ヴァンクリーフ&アーペルの新作│ダイヤモンドの美を捉え直したコレクション

きらめく冬景色から着想を得て、ヴァン クリーフ&アーペルは毎年、この美しい季節を称える詩情豊かなジュエリーを発表している。2016年には、独創的なコントゥ ディヴェール ハイジュエリー コレクションにより、ダイヤモンドのさまざまな表情を具象的なデザインで追求し、今年はこのコレクションに、より抽象的にダイヤモンドの美を捉え直した作品が加わる。

 ひらひらと舞う粉雪のようなダイヤモンドが、ホワイトゴールドのリボンに並べられ、繊細な輝きを放つネックレス、ペンダント、リング、ブレスレット、イヤリングの5点が揃い、冬の壮麗な美しさを謳いあげる新作ジュエリーである。 

1906年の創業以来、ヴァン クリーフ&アーペルのイマジネーションを育んできたクチュールの世界。今回の現代的なスタイルの新作においても、この特別なインスピレーションの源が動きと軽やかさをもたらしている。抽象的な曲線が優雅に広がっては絡み合い、華やかなオープンワークのリボンを描く。



ネックレス、ペンダント、ブレスレット、イヤリング、アントレレドアリングのそれぞれに見られるのは、ヴァンクリーフ&アーペルを象徴するアシンメトリーなデザイン。アラベスク模様や螺旋のなかに優美な曲線が広がり、繊細でありつつダイナミックな効果をもたらすのだ。

ホワイトゴールドの清らかさとダイヤモンドのきらめきが、まばゆい光の作用を生み出す。カラーはD、E、F、クラリティはIF~VVS2と、最も厳格な基準に従って選び抜かれた最高品質のストーンがセットされている。それらの貴石の輝きを、ジュエリーの裏側から光を通すオープンワーク構造が引き立てる。

今回メゾンは、まばゆい新作を通して、創業以来受け継がれている「ホワイト ハイジュエリー」の伝統を称えている。アールデコから1950年代、60年代にかけて流行したこのスタイルは、純白のダイヤモンドと、ホワイトゴールドやプラチナなど涼しげな輝きを放つ貴金属を組み合わせたものだ。ヴァン クリーフ&アーペルはこのテーマを幾度も再解釈し、新しい作品を生み出した。

 

オクタン日本版編集部

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