アバルト70周年を記念した限定車登場│カルロ・アバルトの車作りの哲学を継承

Ryota SATO

アバルトブランドの70周年を記念する限定車「695 70° Anniversario(セッタンアニヴェルサーリオ)」が発表された。

695 70° Anniversarioが採用するグリーンのボディカラー「Verde Monza 1958」は、アバルトが手がけた初期のモデル「フィアット500 エラボラツィオーネ アバルト レコルド」に由来している。1958年にモンツァサーキットで行った速度記録において、6つの世界記録を樹立し、アバルトの名を世界に轟かせた1台である。


特徴的な大型リアウイングは、1970年に登場した「フィアット・アバルト 1000 TCR」にインスピレーションを受けたもの。限定車の大型リアウイングは、最大60度まで12段階で角度調整が可能で、伊トリノのオルバッサーノにあるFCAの風洞施設でテストを行い、時速200kmで最大42kgのダウンフォースを発揮することが確認されている。また、サーキットに応じてウイングの角度を変更することで、挙動の変化を楽しむことができる。


さらに、専用ボディキットや専用17インチアルミホイール、コーナリング時のトラクションを高めるメカニカルLSD(5MTのみ)により、外観も走りもよりスポーティに演出された。

アバルトの創始者であるカルロ・アバルト(1908-1979)は、パワーや最高速度、加速性能といった数値の追求に留まらず、ドライバーの心を刺激するチューニングを探求していたのだ。695 70° Anniversarioは、そうしたカルロ・アバルトの車作りの哲学が反映されている。


なお当限定車は、「595 コンペティツィオーネ」をベースとしており、最高出力180psの高出力エンジンをはじめ、スポーツサスペンション、ブレンボ製ブレーキ、ハイパフォーマンスエキゾーストシステム「レコードモンツァ」などを標準で備えている。トランスミッションはベース車同様、ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション(5MTA)と5速マニュアルトランスミッション(5MT)を設定し、5MTモデルでは左/右ハンドルが選択可能。

メーカー希望小売価格(消費税10%含む):MT車 417万円(左/右ハンドル)、MTA車は434万円(右ハンドル)

2019年11月15日(金)19時58分より、公式ウェブサイト内専用ページを通じて100台限定にて予約受付を開始。

オクタン日本版編集部

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