「Mr.100%」と呼ばれたウェイン・レイニーが26年ぶりに鈴鹿を駆け抜ける

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2019年11月16日(土)・17日(日)に鈴鹿サーキットにて開催される「SUZUKA Sound of ENGINE 2019」のゲストとして、ウェイン・レイニー選手が走行することが決定した。1993年WGP日本グランプリ以来、26年ぶりに鈴鹿サーキットを駆け抜ける。

レイニー選手は、1984年2輪 の世界グランプリ(WGP)250ccクラスにケニー・ロバーツのチームからデビュー。1988年から最高峰クラス500ccクラスに参戦、1990年から3年連続チャンピオンを獲得し4連覇に挑戦している最中、1993年第12戦イタリアGP決勝レース中に転倒。頚椎損傷により下半身不随となりレーシングライダーから引退した。



1977年にダートトラックでレースキャリアをスタートさせ、1984年にロバーツからの誘いで世界グランプリの250ccクラスに参戦するが、その後AMAスー パーバイクに復帰、そこで1987年にHondaでチャンピオンを獲得。すると1988年からはチームロバーツの一員となり、世界グランプリの500ccクラスにフル参戦を開始する。

AMA時代からのライバル、SUZUKIのケビン・シュワンツとの戦いではいくつもの名勝負を残したが、先行逃げ切りの“レイニーパターン”は、この頃に確立された。また、どれだけ後続を引き離していてもまったくペースを落とさずに戦う姿勢は“ミスター100パーセント”とも呼ばれたほどだ。

1990年から1992年まで、世界グランプリの500ccクラスで3連覇を達成。V4が確実視された1993年、突然のアクシデントにより選手生活にピリオドを打つこととなる。

26年ぶりの走行は下記の日程を予定している。ぜひ、その勇姿をご覧いただきたい。
日時: 11月16日(土) 15:25-15:50
11月17日(日) 14:35-15:00

オクタン日本版編集部

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