世界一のクラシックカーの祭典 2019年度のチャリティーは過去最高に

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“世界一のクラシックカーの祭典”とも呼ばれるイベントが、毎年アメリカ・カリフォルニア州で開催されるペブルビーチ・コンクールデレガンスである。世界中から選りすぐりのクラシックカーが集まり、その美しさを競い合う。自動車ブランドにとっては、新たなコンセプトカーなどを一般披露する場でもあるのだ。

2019年度は、ランボルギーニ・ミウラクラスなども設けられた中でベスト・オブ・ショウには1931年 ベントレー 8リッター ガーニー・ ナッツィン・スポーツツアラーが選ばれた。ペニンシュラホテルグループトップのマイケル・カドゥーリー卿が所有している1台だ。ベントレーは100年を迎えたこともあり、記念すべき回になったであろう。



イベントでは、同時にチャリティーも実施される。イベントの開催を祝うものとしてパートナーなどから寄付される。そして、今年は2億円を超える額が集まり、歴史に残る記録となったとのこと。1950年に創立されて以来、最高額であるのだ。

"ペブルビーチコンクールは、世界中のクラシックカーでベストを決めるものです。しかし、このイベントを創り上げているのは、ペブルビーチに集まって来る人々なのです1950年から地元のコミュニティや、クラシックカーエンスージアストたちから彼らの情熱の一部として寄付をいただいています"と、コンクールのチェアマンを務めるサンドラ・バトンはコメントした。

ここで集められた寄付金は、若者支援や、子供たちの活動をサポートする資金とされる。今年は、インフィニティUSAやメルセデスベンツ USAなどが寄付に大きく協力していた。

2020年のペブルビーチコンクール・デレガンスは8月16日に開催され、イベントとしては70周年となる。それを記念して、これまでのベスト・オブ・ショーを対象とした特別展示を行う予定とのこと。

オクタン日本版編集部

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