最高出力292馬力を発揮するアルピーヌA110S│速さと快適性のバランスを追求

Alpine Japon

長年トップレベルのラリーやサーキットレースで戦い、数々の勝利を収めてきたアルピーヌ。1955年にスポーツカーメーカーとして創設され、70年代には、軽量、敏捷性が特長のモデルA110 が、世界ラリー選手権(WRC)でチャンピオンを獲得するなど活躍したほか、レースでもル・マン24 時間レースで優勝を果たした。しかし、1995年にその活動を休止する。

世界中からの期待を受け、2016年に復活を果たすことに。アルピーヌが培ってきたノウハウを凝縮し、新たに新型A110が生み出されたのだ。アルミ製ボディやパーツの採用による徹底した軽量化、ミッドシップ・エンジンレイアウトのコンパクトなボディ、そして正確なハンドリングが特徴のフレンチスポーツカー アルピーヌ A110が現代に再解釈され大きな話題を呼んだ。


1970年代のヒーロー A110

現在日本では、A110ピュア、A110リネージのふたつのモデルをラインアップ。そして、新たに
ダイナミックな走りとスタイリングを持つアルピーヌ A110Sが加わった。


A110Sには、最高出力292psを発生するターボエンジンが搭載され、車両重量は、1,110kg(グリトネールマットは 1,120kg)とA110らしさともいえる軽量化を実現。どんな速度域でも運転が楽しめるばかりでなく、毎日の使用での快適性も併せ持つのだ。

エクステリアにはカーボンルーフ、オレンジブレーキキャリパー、ブラックエンブレムが、インテリアにはオレンジステッチ、カーボンファイバーやマイクロファイバー(ディナミカ)が採用され、内外装とも、よりダイナミックなスタイリングとなった。走行性能においても、ハイパワー化されたエンジンと専用チューニングされたシャシーの組み合わせにより、スポーツ性能が際立つ楽しい走りをもたらす。



ディナミカを使用したモノコックバケットシートは、重量がわずか 13.1kg のサベルト製。レザーとディナミカのコンビのステアリングホイール上端にはオレンジのマーカーがあり、ステアリングホイール全体にはオレンジのステッチが施されている。ペダルとフットレストは軽量なアルミニウムで、ブレーキには、強力なブレンボ製ブレーキキャリパーと、直径 320mm のバイマテリアルディスクが採用された。ルーフは、スポーツ性を際立たせる光沢仕上げのカーボンルーフである。フォーカルのオーディオシステムも、標準で装備される。



「新しい A110 は、運転するのが面白くて楽しかった1970年代のオリジナル A110と非常によく似ています。それに対して、A110Sの特徴は大きく異なります。専用にチューニングされたシャシーは、スポーツカーとしての性能を追求したものです。高速域での安定性と正確なハンドリングのふたつは、その特徴を表すものです。

ロードカーにとってラップタイムは決して優先事項ではありませんが、それでも新しいA110S は A110 に速さで勝ります。しかし、重要なのは、快適で使いやすい日常の車であることです。もし、毎日運転するには乗り心地が硬すぎるのであれば、A110S は真のアルピーヌとは言えません。運転を楽しむために、ドライバーにとても高いスキルを求めるのも同様です。A110S は、A110 と同じく、どんなレベルのドライバーでも楽しむことができるのです」と、アルピーヌのチーフエンジニアを務めるジャン・パスカル・ドースは述べた。

価格は899万円(税込)。予約制のため、気になる方はお早めに。

オクタン日本版編集部

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