国内10台のみ!アウディV10エンジン10周年記念限定車

Audi

初代アウディR8がデビューしたのは、2006年のこと。当初は4.2リッターエンジンでのスタートだったが、2009年に5.2リッターエンジンを搭載した5.2 FSI quattroが追加され、ここからアウディV10エンジンの歴史が始まった。
2009年に発表されたアウディR8 5.2 FSI クワトロ。
上記R8に搭載されたV型10気筒 5.2FSIエンジン。


V10エンジンが今年でデビュー10周年を迎えたことを記念し、世界222台限定の「アウディR8 Decennium」が生産された。日本への割り当ては10台のみというこの限定モデル、その名にある「Decennium」はラテン語に由来する言葉で「10年」を表し、Decenniumのロゴがセンターコンソールやドアなどに配されている。

クーペモデルのR8 V10 performance 5.2 FSI quattro S tronicをベースに、ダイナミックステアリングをはじめとした数々の特別装備が施され、エクステリアは、デイトナグレーマットエフェクトのボディカラーにハイグロスブラックスタイルパッケージが組み合わされる。

フロントフード上のフォーリングスのバッジもブラックに。アルミホイールはマットブロンズの20インチ、インテークマニホールドも同様にマットブロンズカラーに彩られる。

この限定車を購入したオーナー5組が招かれ、史上初のSUPER GT × DTM特別交流戦が開催されたばかりの富士スピードウェイで納車式が行われた。納車式では、アウディ ジャパンのフィリップ・ノアック代表取締役社長が、限定車証明書を車両とともに授与。また、SUPER GT × DTM特別交流戦に参戦したレーシングドライバー、ブノア・トルレイエがゲストとして参加し、アウディR8のパフォーマンスを語った。




R8の自然吸気 V10 5.2リッターエンジンは、Audi の市販モデルとして過去最高の最高出力620psを発揮。7段Sトロニックトランスミッションを組み合わせる。

霧に煙る富士スピードウェイにしっとりと並んだR8 Decenniumの姿は、得も言われぬ風情がある。落ち着いたグレーのボディカラーとも相まって、まさに大人のためのフラッグシップスポーツモデルという表現がぴったりな風格を醸し出しているといえよう。

Octane Japan 編集部

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