コンコルドからインスピレーションを受けたアストンマーティンが登場

Aston martin

コンコルド以上に世界的に有名な航空機はないだろう。最初の飛行から50年が経ち、アストンマーティンは"Aston Martin Wings"のシリーズとして、コンコルドからインスピレーションを受けた1台を発表した。ヴァンキッシュ S レッドアローズ エディション、ヴァンテージ ブレーズ エディション、V12 ヴァンテージ S スピットファイア 80に続く、航空機にインスパイアされたプロジェクトシリーズの最新作だ。

これはアストンマーティンのビスポーク部門である"Q"が10台限定で手掛けたDBS スーパーレッジェーラである。コンコルドの初飛行50周年経過を記念しているが、ブリティッシュエアウェイズの100周年を祝う想いも込められている。
アストンマーティンのデザインチームを率いるマレク・ライヒマンは、「イギリスとフランスの科学、エンジニア、デザイナー、コンコルドを作り上げた人々が成し遂げた功績を称えるのにアストンマーティンは最適なブランドでしょう。このコンコルドが50年前に実際に空を飛んでいたことに驚きます。DBSの特徴的でもあるエレガンスなスタイルと、力強い走りはそのまま残しながら、イギリス国旗をモチーフとしたカラーリングなどを取り入れました」とコメントした。



リアウィングやデュフューザーにもイギリス国旗があしらわれ、アストンマーティンを象徴するウィングもイギリスカラーとなっている。ブラックのカーボンファイバー製ルーフにはコンコルドのシルエットを模したグラフィックが描かれ、サイドブレードもコンコルドをイメージしたデザインに変更されている。


 
インテリアにおいてもコンコルドの要素が盛り込まれ、サンバイザーの裏にはコンコルドの飛行高度と飛行速度を意味する MACH 2.04、FEET 5000という文字が刻まれている。サイドシルの特別プレートやコンコルドのグラフィックなど、随所にコンコルドのグラフィックや名を見ることが出来るが、中でも驚くのはパドルがコンコルド実機のコンプレッサーブレードから削り出されているということだ。





アストンマーティンファンにとっても、コンコルドファンにとっても堪らない1台ではないだろうか。価格は未公表だが、問い合わせや購入についてはアストンマーティン・ブリストルで可能とのこと。

オクタン日本版編集部

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