セントラルラリー愛知・岐阜2019開催|クラシックカーのラリーも併催!

Photography: Alpine Classic Car Rally, TOYOTA GAZOO Racing

2020年秋に、13年ぶりに日本でFIA世界ラリー選手権(WRC)「ラリージャパン」が開催されることが決定した。そのテストイベントとして 2019年11月7日~10日に、想定されるコースや施設の一部を使ったターマックラリー「セントラルラリー愛知・岐阜2019」が開催された。愛知県と岐⾩県の公道をラリーカーが走るというファンにはたまらないテストイベントだ。



スペシャルステージ(SS)は、林道のほかに、集落の中や2車線の県道を使う箇所もあったりと、従来の全日本ラリー選手権とは趣が異なるコース設定。11⽉9⽇には、岡崎総合公園の「おかざきクルまつり」、10⽇には愛・地球博記念公園(モリコロパーク)でもSSが設定され、アクセスが良いこともあって多くの観客がラリー観戦を楽しんだ。


国際格式クラスの最終結果は勝田貴元/ダニエル・バリット組がヤリスWRCで優勝、地元で強さを見せつけた。


また、今回はクラシックカーによるラリー『ALPINE CLASSIC CAR RALLY / アルペン・クラシックカーラリー』 (ACCR)が JAF 公認準国内競技として併催された。世界的にもWRCの併催イベントとしてのクラシックカー・ラリーは各地で開催されており、大きな支持を集めている。ACCRは、1989年までに製造された車両で行う本格的なSSターマックラリーであり、その理解を深めるとともに、WRCを盛り上げるべく、日本でのターマックラリーの普及に一役買っている。





ACCR/Central Rally 2019のエントリーは27台。ポルシェ356Bや911、ランチアラリー037、フォードエスコート、ロータスエランやアルファロメオ・ジュリア、トヨタ ワークスセリカなどが参戦。往年の名車たちが公道を走る様子は、ラリー観戦初心者にも、ラリーの魅力を余すところなく伝えることができたに違いない。





ここに載せきれないクラシックカーの勇姿はページ上部「全ての写真を見る」からチェックしていただきたい。

Octane Japan 編集部

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