EV化されたフォルクスワーゲン バスがオフィシャルプロジェクトで完成

VW

クラシックのフォルクスワーゲン バスは、速く走れるわけでもなく、音が静かなわけでもない。しかし、家族と出掛けるには最適な1台だろう。VWは、現在発表しているモデルの電気自動車化を進めているが、それは新型だけには限らない。VW チームがEVコンバージョンを得意とするショップ EV Westと共に作り上げた、ワーゲンバスのエレクトリックコンバージョンが発表されたのだ。

これは、e-Golfのパワートレインがクラシックモデルにも適応できるということを証明するという目的もあり、結果としてクラシックのデザインと現代の技術が組み合わさった素晴らしい1台が出来上がった。



VWグループ 北アメリカに属するマシュー・レナは「EV Westメンバーが持っている、クラシックカーをEVコンバージョンにすることへの情熱があってこそ完成させることができました。ワーゲンバスを適切にEV化してくれるチームは他に考えられなかったのです。現代へも歓迎される姿になり嬉しく思います」とコメントした。


元はリアに搭載されていた空冷 4気筒ガソリンエンジンが、2017年 e-Golfから取り外された35.8kWhのバッテリーへと換装されている。現代風ではあるが、各所にクラシックの要素が色濃く残されていることが、EV Westが仕上げるコンバージョンモデルの魅力だ。



メーターパネルが表示するものは、残っているパワーのパーセンテージなどだが、そのデザインは一見するとオリジナルのままのよう。Type2 バスの特徴でもある長いシフトノブもそのまま残されており、クラシックファンとしては嬉しいことに、ギアとして実働するそうだ。



EV Westの創設者であるマイケル・ブレームは、こう述べた。「このプロジェクトに参加できてとても楽しかったです。アイコニックな昔のモデルをこうして現代の技術と融合させることは、これからの時代において自動車の歴史を楽しんでいく手段のひとつであるのです」

カンザスベージュとパステルホワイトにペイントされたこのEV バスは、クラシックカーをどのようにこれからも楽しんでいくのかを提示する1台ともなるだろう。

オクタン日本版編集部

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