ファーブル・ルーバより新作腕時計「レイダー・ハープーン42」 登場

1737年創業のスイス時計会社「ファーブル・ルーバ」のレイダー・ハープーンより待望のミドルサイズモデルが登場。銛(もり)を名前に冠する、一本の分針を持つ。

未来のデザインを継承したダイバーズ。潜水時間(分)を計測するために存在するのは分針のみ。短針の代わりに存在するのはアワーリング(時)。センターで回転するのは秒ディスクだ。過去から受け継がれた頑丈なケースと小型化に成功したモジュールにより、21世紀の機械式時計はさらなる進化を遂げる。

時は文字盤外周のアワーリングから読み取る。アワーリングはゆっくりと回転していて、分針の先にある数字から、現在時刻を確認する。左の図は分針の先が、アワーリング上の数字の12を指しているので12時。右の図は分針の先が、アワーリング上の数字の、2と3の間にあるので2時だ。

秒は、回転する秒ディスクが秒針の役割を果たしている。「レイダー・ハープーン42 」は「ファーブル・ルーバ」の最新鋭ダイバーズウォッチ「レイダー・ハープーン」の新しいバリエーションである。従来のレイダー・ハープーンのケース径46mm(500m防水)に対し、日常生活でも使うことを想定したケース径42mm(300m防水)を有する。

もちろん、ダイバーズウォッチのISO規格を満たしており、潜水時間(分)を測定するための「逆回転防止ベゼル」や、駆動の確認には 「秒針」の代わりにセンターで回転する「秒ディスク」を採用している。



また、2時位置には、飽和潜水に対応したヘリウムバルブが見られる。 一本針の分針とアワーリングの組み合わせによる斬新な時刻表示を支えるのは、ファーブル・ルーバの伝統のレトロフューチャーデザイン。1970年代の宇宙開発が盛んだった頃、人々が描いた未来像を反映したデザインである。その象徴ともいえるディテールが「頑丈なクッションケース」、「14角形の風防リング」、「高い視認性を誇る分針とインデックス」なのだ。

見えない部分にも工夫が施されている。スクリューケースバックのロゴはケースに対してまっすぐに留まるように設計されている。また、ラグが手首に合わせた位置で設計されているため、着け心地も快適なアイテムとなっている。


スペック
ケース径:42mm (ミドルサイズ)
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色:2種類(ブルーもしくはブラック/オレンジ)
防水性:300m
ムーブメント:自動巻き(FL301:パワーリザーブ約40時間)
仕様:時間、分、中央の秒表示ディスク、日付表示
価格:ラバーストラップモデル 385,000円(税別)、ステンレススティールブレスレットモデル 435,000円(税別)
発売日:2019年12月20日(金)
ファーブル・ルーバ公式サイト

http://favre-leuba.com/jp/

オクタン日本版編集部

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