アルファロメオの歴史すべてを見る!ミラノにある美しいミュージアム

Alfa Romeo

イタリア・ミラノにあるアルファロメオのミュージアムのをご紹介。現在は廃止されたアルファロメオの主工場があった場所の一部で、このブルタリズム様式のコンクリート製ビルには、かつてアルファ社の経理・総務部門が入居していた。その場所自体がアルファにとっての歴史遺産なのである。

最大の魅力は、アルファ社
のコンペティションカーの圧倒的なコレクションだ。「Speed」のギャラリーに入るやいなや、ドラマチックで色とりどりのライティングに胸が躍り、その先には1920年代のレーシングカーや、美しい1935年のツイン・エンジン車"ビモトーレ"が並んでいる。ギャラリーをさらに進んで次のコーナーへと向かうと、もっと魅力的な芸術品が待っていた。1940年ティーポ512、1959年ティーポ159アルフェッタなどだ。どちらもボディパネルを外して展示されているため、内部の見事なエンジニアリングをじっくり見ることができる。



そして、もうひとつのホールでは、戦後後
期のアイコンに出会うことができる。ティーポ33の後継車が数台、アルファ最後のF1マシンのひとつとなりレース出場は叶わなかった、カーボンファイバー製ボディの1979年ティーポ179Fといった面々だ。それ以上に有意義なことは、ミュージアムと隣接する高速道路との間に、控えめながらテストコースが設置されていることだ。これは、コレクション内の車がデモンストレーションを走行したり、訪れたカークラブのアトラクションを行ったりする用途に供される。

 
かつて"Museo Storico"と呼ばれたコレクションは、"La Macchina del Tempo"と改名された。これは「タイムマシン」の意で、ビル内の3フロアに渡ってグループ分けされている。最初のフロア(2階)は「Timeline」がテーマで、同社の歴史が19台の車で表現されており、一番最初に製造された1910年A.L.F.A. 24 HPが迎える。続く1階のテーマは「Beauty」で、イタリアの著名なカロッツェリアのワンオフやコンセプトカーが展示される。

多くの訪問者の目を惹くのは、型破りな変わった車やワンオフだ。そこで、1914年40/60HP エアロディナミーカのレプリカや1969年イグアナ、そしてもちろん、メタリックグリーンの1968年カラボが揃えられた。これなら、マッチボックスのミニカーが大好きな子どもたちの後の世代にも楽しんでもらえるだろう。車以外にも、アルファロメオの航空機エンジンのコーナーがある。そこには、階段室いっぱいの膨大なコレクションが展示されている。


 
また別のアトラクションでは、アルファ車の10回にわたる優勝レースの模様が小型スクリーンで上映される。さらに、最新ゲームの様なヘッドセットと4Dチェアを使用して、4Cスパイダーのバロッコ・テストトラックでのラップをインタラクティブに体験できる。
 

このミュージアムは、ミラノ北西部へのアウトストラーダからすぐ。火曜日を除く午前10時から午後6時まで、また木曜日は午後10時までオープンしている。

www.museoalfaromeo.com.

編集翻訳:伊東 和彦(Mobi-curators Labo.) Transcreation: Kazuhiko ITO (Mobi-curators Labo.)  原文翻訳:東屋 彦丸 Translation: Hicomaru AZUMAYA Words: Mark Dixon Photography: Mark Dixon, Alfa Romeo

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