アストンマーティンDBX生産拠点となる新ファクトリーがオープン

Aston Martin Lagonda

2019年12月6日、英国ウェールズのセント・アサンにアストンマーティンの新しい製造拠点がオープンし、ウェールズのマーク・ドレイクフォード首席大臣とアストンマーティン・ラゴンダ社のアンディ・パーマーCEOが式典に参加した。





既存のゲイドン工場は引き続きスポーツカーを生産する拠点となり、このセント・アサンでは先頃発表されたばかりのSUV、アストンマーティンDBXが製造されることになる。2020年の第二四半期にフル生産が開始されると、この土地に600(ピーク生産時には750)の新規雇用をもたらすことにもなる。



この新拠点が開設されることが発表された2016年の時点から、すでに人材の雇用は始まっていた。高度なスキルを備えた人材を育成するために、セント・アサンでDBXの生産に従事する予定の従業員はゲイドン本社でのDB11生産に携わっていたという。



セント・アサンは1938年にRAF(Royal Air Force:英国空軍)の拠点としてオープン。第二次世界大戦中には14,000名の職員が居住し、戦後も主に訓練施設として使用されていた。その広大な地に、英国の職人技術とエンジニアリングの高い品質を提供する場として、アストンマーティンの新しい製造拠点がオープンすることになったのだ。

新しい拠点で最新SUVのDBXが生産されることは、ブランドの歴史においても重要なトピックスである。アストンマーティンの野心的な未来に、これからも注目していきたい。



Octane Japan 編集部

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