BMW 新型X5にPHEV、V型8気筒エンジン搭載モデルが追加

2019年2月に発売された第4世代新型BMW X5のラインアップに、PHEV「新型BMW X5 xDrive45e」と、V型8気筒エンジンを搭載したハイパフォーマンスモデル「新型BMW X5 M50i」が新たに追加された。

新型BMW X5は、優れたオフロード性能と、日常での高い機能性を融合した「スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)」の先駆的モデルの第4世代として発売されたもの。先代モデルより大きくなったボディ・サイズに、ゆとりある室内空間を備え、Xモデルとして初めて4輪アダプティブ・エア・サスペンションをオプションで導入するなど、SAVとしてのオフロード性能と機能性をより磨き上げている。

さらに、ハンズオフアシスト等の最新の運転支援システムを全車で標準装備とし、機能面でも進化している。今回追加される2モデルと、すでに発売されているクリーンディーゼルモデルを合わせると、幅広いラインナップとなる。新型BMW X5 xDrive45eは、BMWのSAVで日本国内唯一のPHEVであり、搭載している最新バッテリーは、容量が先代モデルの26Ahから68Ahまで増加し、総電力量にして24kWhを実現すると共に、1充電あたりのEV走行距離は49.2km増の約80kmを達成している。さらに、先代モデルが直列4気筒ガソリン・エンジンを搭載していたのに対して、新型モデルは、最新世代の直列6気筒ガソリン・エンジンを搭載し、システム・トータル最高出力にして394PS(290kW)を実現しているのもポイントだ。



また、新型BMW X5 xDrive45eには、新型BMW X5の特徴である、4輪アダプティブ・エア・サスペンションが標準装備される。4輪アダプティブ・エア・サスペンションは、路面状況および荷重に必要に応じて上下40mmの間でホイール毎の高さ調整をする機能であり、安定感のある快適な走りを維持することが出来るほか、手動でドライバーの好みや状況に応じて、高さを調整することも可能だ。さらに好みに応じて、「スポーツ」「ハイブリッド」「エレクトリック」「アダプティブ」のドライビングモードを選択でき、特にエレクトリックモードは、最高速度140km/hまでの範囲で純粋なEV走行を可能とする、PHEVならではの機能となっている。また、バッテリー・コントロール・スイッチが、センター・コンソールに新たに設置され、エンジン走行によってバッテリー充電を行いたい場合に、ボタン1つで、設定した充電量に達するまでエンジン走行のみにすることも可能である。



新型BMW X5 M50iは、最高出力530PS(390kW)/ 5,500rpm、最大トルク750Nm/1,800-4,600rpm を発揮する、V型8気筒ツイン・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、0-100km/h加速は4.3秒を実現する、新型BMW X5の中でも最も高い走行性能を誇るモデルに。また、BMWのインテリジェント4輪駆動システム「BMW xDrive」や、Mディファレンシャル及びエア・サスペンションによって、悪路でも安定したコントロールとスポーティーな走りを実現することが可能となっている。



そして、Mパフォーマンス・モデル専用色となるセリウム・グレーをキドニー・グリル、エア・インテーク、エア・ブリーザー、ミラー・キャップに採用することで、ハイパフォーマンスモデルとしての存在感と個性を演出している。


BMW X5 xDrive45e 1028万円
BMW X5 xDrive45e M Sport 1118万円
BMW X5 M50i 1354万円

オクタン日本版編集部

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