アルファロメオのレアなコンセプトカー│コンピエーニュ城に姿を現す

FCA

フランスのコンピエーニュ城を舞台に開催された"Comcept-car.Beauté pure".にて、アルファロメオ・スカラベオが展示された。普段はアルファロメオミュージアムで一般公開されているもので、外で見られる機会は極めて貴重だ。

それが実現されたイベント"Comcept-car.Beauté pure".とは、1970年代までの魅力に溢れたカーデザインの世界へゲストをいざなうものだ。アートの域である、1930年代に登場したコンセプトカーの歴史を辿っていくことを目的としている。エアロダイナミクスやスタイリング、人目に止まるように、などの要素が注ぎ込まれ、すべてがワンオフで多大なる労力と時間をかけて手作業で製造されているコンセプトカー。アメリカでは、"ドリームカー"として知られているが、どちらにしてもエンジニアとデザイナーの情熱があってこそ完成されている。

そのようなアートの世界を見せるため、ヨーロッパ初公開となる数々の車やバイクなどに加え、写真や資料、スケッチやモニカーも展示された。

アルファロメオが展示したスカラベオとは、アルファロメオで活躍したエンジニアでもありデザイナーでもあったオラツィオ・サッタ・プリーガが手がけた1台だ。はじめは、プリーガのもとで働いていたデザイナー ジュゼッペ・ブッソがリアエンジンのスポーツカーを作る案を提出したそうだが、結果としてはリアにGTA 4気筒エンジンを横置きしたスカラベオが登場したのだ。最初に作られたスカラベオは1966年10月に開催されたパリ・モーターショーに展示され、よ洗練したデザインとなった2台目のプロジェクトも進められた。同時にバルケッタも造られたが、完成することはなかったそうだ。イベントで展示されたスカラベオは2台目に造られたものである。

一般の場に姿を現したスカラベオによって、カーデザインの魅惑的な世界を改めて可視化することができたに違いない。

オクタン日本版編集部

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