最高時速403kmを30回達成│史上最速のマクラーレン 2億円超えても完売

マクラーレンが開発中のハイパーグランツーリスモ マクラーレン・スピードテールのプロトタイプ“XP2”が、ハイスピード検証テストで時速250マイル(403km/h)を30回以上記録した。これにより、開発段階の走行テストは終了する。テストドライバーとしてこれを実現したのは、マクラーレンのチーフ・テストドライバーであるケニー・ブラックである。

すべての写真を見る

マクラーレン史上最速のモデルを生み出すため、スペインやドイツなど世界各地で行われてきた開発テストだが、今回はアメリカ、フロリダ州のケネディ宇宙センター内にあるスペースシャトルの着陸用滑走路で行われた。


「スピードテールは、マクラーレンのパイオニア精神を象徴する真の意味で並外れたマシンであり、スーパーカーとハイパーカーの性能に新たな基準を生み出し続けるという、マクラーレンの決意を見事に具現化しています」とマクラーレン・オートモーティブのマイク・フレウィットCEOはコメント。

さて、そのスピードテールとはどのような車なのであろうか。2018年10月に発表されたスピードテールは、言わずと知れたマクラーレンの伝説的ロードカー マクラーレンF1を凌駕する性能を持つロードカーとして、開発が行われているハイパーGTである。流線型のシームレスなボディラインを持ち、その全長は5.2mでカーボンファイバーが採用されている。もちろん軽量化も追求されており、カーボンセラミック製ブレーキを採用するなどして、乾燥重量を1430kgにまで抑えることを実現している。


 
パワートレインは、4.0リッター V8ツインターボガソリンエンジンと電動モーターによるハイブリッドで、その最高出力は1070p、最大トルクは1150Nmとなっている。0-300km/h加速は12.8秒を実現し、最高速度は403km/hという速さを誇る。加えて、バッテリーパックの電力密度は5.2kW/kgで、自動車用高電圧バッテリー・システムでは最高のパワーウェイトレシオだ。走行中は常にバッテリーが充電されるためプラグインは搭載されていない。


車両価格は175万ポンド、日本円では約2億5000万円だが、どのカスタマーも自分好みのオプションを加えると予測されるため、実際の価格はその分高くなる。しかし、すでに世界限定106台は予約完売しているそうだ。まもなくイギリス・ウォーキングのマクラーレン・プロダクションセンターで生産が開始され、2020年2月からデリバリーが開始される。

オクタン日本版編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事