ポルシェミュージアムの天井に吊るされた150個のトロフィーの意味とは?

1980 年代に夢のスーパースポーツカーと呼ばれたポルシェ 959 クーペから、マシンにかけたポルシェエンジニアの意気込みが伝わってくるものだ。もともとこのマシンは、「グループ B」レーシングカーとしてモータースポーツ向けに開発された1台であった。

そうした経緯からこのポルシェ959 クーペは、モータースポーツにエモーショナルな観点から光を当てた理念「徹底」のコーナーに展示されている。モータースポーツとは、ポルシェにとってロードカーの開発・改良の出発点となるべきものであるが、同時にポルシェに成功と勝利、そして興奮をもたらすものでもある。

企業としてのポルシェ、エンジニア、メカニック、ドライバー、そしてモーター スポーツファンの情熱が原動力となり、28,000を超えるレースでポルシェは勝利を獲得してきた。モータースポーツの魅力は、技術的な展示品だけで伝えきれるものではない。

そこで、ポルシェミュージアムでは伝説のレーシングカーのほかにもル・マン 24 時間耐久レースの歴史的なチェッカーフラッグや150個を超えるトロフィーも天井から吊り下げられているのだ。

オクタン日本版編集部

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